ベルリン・ナイト・エクスプレス

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ベルリン・ナイト・エクスプレスとはかつてSJ ABマルメからベルリンまで運行していた夜行列車の旧称である。現在ではスネルトーゲトによる運行であり、2021年からは運行区間が延長されてストックホルム-ベルリン間で運行されるようになった。列車番号はST 300/301列車。SJが運行していたころはユーロナイトとして部分的に扱われていた。

歴史[編集]

2019年までは、トレレボリ=ザスニッツ鉄道連絡船がバルト海を縦断してスウェーデンとドイツを結んでいた。この列車は夏季は毎日、春季と秋季には数日運行され、冬季は全列車運休となっていた。所要時間は12~14時間である。

この列車はSJの寝台車とクシェット車で構成され運行された。また、スカンディナヴィア・ナイト・エクスプレスとも呼ばれた。この列車は2011年11月に運行終了した。

この列車は2012年夏から、ヴェオリア(現トランスデヴ)がスネルトーゲトというブランドで運行を始め、寝台車のみで運行されるようになった。車両は入換動車でフェリー内に詰め込まれる。この列車はは運用中に入換を行う数少ない列車のうちの一つであった。

2020年には、新型コロナウイルス感染症の影響と、同年春にフェリー航路が同様の​​理由で廃止されたため、 この列車は運休された。

2021年には運行が再開され、エーレスンド橋と大ベルト橋を経由してコペンハーゲンフレデリシアハンブルクを経由するようになった。もちろん、列車はマルメではなく、ストックホルムを発着する。

また、一部期間でドレスデンまで延長運行が行われる。ちなみに2025年8月8日から8月31日までと11月26日から12月10日までで延長運転が行われる。

停車駅[編集]


関連項目[編集]