ブルク

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ブルク(ドイツ語:Burg、チェコ語:Burk、ロシア語:Бург)とはドイツ語で城や要塞を意味する。ドイツ語圏でよく地名の末尾につけられ、そこが要塞都市として栄えたことないしは城がある町ということを意味している。

チェコでは綴りは異なるものの、地理的近さやオーストリアの支配下に置かれていたことから同じ意味としてブルクがボヘミア地方を中心に一部の地名につけられている。

ロシアではピョートル1世が西欧志向でドイツ語風の名前をロシア内に導入したことで一部存在する。

派生系[編集]

オランダ語ではBurg(ブルフ)、ルクセンブルク語ではBourg(ブルグ)、デンマーク語ではBorg(ボー)、スウェーデン語ではBorg(ボリ)となっている。

また、スウェーデン語のBorgが派生してロシアでБорг(ボルク)が使われているものや、ポーランドでは領土移行時に地名改称の際にブルクの音韻変化でボルクになった地名もある。フランスの主にアルザス=ロレーヌ地方ではルクセンブルク語と同じ綴りのbourg(ブール)が使われる。

主なブルクが付く地名[編集]

ドイツ[編集]

オーストリア[編集]

スイス[編集]

チェコ[編集]

ロシア[編集]

派生系[編集]

オランダ[編集]

ルクセンブルク[編集]

デンマーク[編集]

スウェーデン[編集]

ポーランド[編集]

フランス[編集]

別言語で同じ意味のもの[編集]

  • シャト - フランス語独自の城を意味するもの。よく地名の末尾につく。
  • ヴァール - ハンガリー語で城。よく地名の末尾につく。

関連項目[編集]