チェコ語
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チェコ語とは主にチェコで話され、近隣諸国のオーストリア、スロバキア、ドイツ、ポーランド、ハンガリーなどでも話されるインド・ヨーロッパ語族の西スラブ語に属する言語である。スロバキア語と非常に似ており、90～95％意思疎通が可能である。話者は約1000万人である。
アルファベット[編集]
ラテン文字26文字とダイアクリティカルマーク付きのÁ、Č、Ď、É、Ě、Í、Ň、Ó、Ř、Š、Ť、Ú、Ů、Ý、Žの15文字の合計41文字を用いる。ただしG、Ó、Q、W、Xは地名や外来語など以外では用いられない。古スラブ語由来の言葉にあるGはほとんどHに置き換えられた関係でほとんど消滅しており、Óはかつてはよく使われていたものの時が経つにつれてなんか弱くなっていき、一部名詞と外来語以外では用いられなくなった。詳しくはチェコ語のアルファベットを参照。
文法[編集]
軽く文法をまとめる。
人称代名詞[編集]
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | Já | My |
| 2人称 | Ty | Vy |
| 3人称 | on,ona,to | oni/ony |
- onは彼及び男性名詞、onaは彼女及び女性名詞、toはそれ及び中性名詞である。
動詞[編集]
イタリア語のように動詞の種類が多い。イタリア語どころじゃない。
Ⅰ型変化動詞[編集]
語幹は不規則だが、語尾の変化は規則的である。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | jd-u | jd-eme |
| 2人称 | jd-eš | jd-ete |
| 3人称 | jd-e | jd-ou |
三人称単数での読み方は「イドウ」と読む。これはたまたま。
Ⅰ型変化動詞は語幹が不規則なので、チェコ語Ⅰ型変化動詞一覧を参照。
Ⅱ型変化動詞[編集]
全ての不定詞の語尾が-outで終わり語幹は全てn。変化の仕方はⅠ型と同じ。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | dosáhn-u | dosáhn-eme |
| 2人称 | dosáhn-eš | dosáhn-ete |
| 3人称 | dosáhn-e | dosáhn-ou |