ドリームランド駅
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ドリームランド駅 | |
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どりーむらんど Dreamland | |
◄大船 (5.3kmkm) | |
所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区俣野町 |
所属事業者 | ドリーム開発(営業期間はドリーム交通) |
所属路線 | ドリームランド線 |
キロ程 | 5.3kmkm(大船起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1966年(昭和41年)5月2日 |
廃止年月日 | 2003年(平成15年9月18日) |
ドリームランド駅とは、神奈川県横浜市戸塚区にかつて存在したドリーム交通及びドリーム開発の駅。
- 駅名のとおり、横浜ドリームランドの最寄り駅だった。
概要[編集]
- 単式ホーム2面1線の駅で、ドリームランド線の終着駅だった。
沿革[編集]
開業の経緯[編集]
- 時は1964年。東京オリンピックの開催や東海道新幹線の開通でにぎやかになっていたときに、横浜ドリームランドが開園した。しかし、この遊園地の所在地は横浜市の西側の丘陵地帯にあったため、アクセスに難があった。
- そこで、大船駅~遊園地までの区間にて、ドリームランド線を建設。1966年5月2日に開通した。そのときに開業したのが当駅である。
営業休止の悲劇[編集]
- そのような経緯で開通したドリームランド線だったが、運転開始からしばらくしないうちにトラブルが頻発するようになる[注 1]。
- 調査をしてみると、重大な問題が判明した。それは、車両の重量が計画よりも重く、軌道設備や足回りにかかる負担が大きかったこと。
- このような経緯から、1967年9月23日に営業休止に追い込まれてしまったのである。その後、駅設備やそこに留置されていた車両たちは、運転再開の日が来ることを願った。
復旧を目指すも[編集]
- 営業休止後、従来のモノレールからリニアモーターカーに規格を変更するといった構想が生まれた。
- ところが、ドリーム交通と東京芝浦電気との間で訴訟が勃発。新構想は有耶無耶になり、設備や車両は放置状態だったために老朽化が進んだ。
- やがて、2社の間での訴訟は1985年に和解が成立するも、そのときの設備と車両の老朽化がひどく、あたかも廃墟のような状態であった。結局、設備と車両は解体されることになった。
- その後、2002年2月に横浜ドリームランドが閉園すると、ドリームランド線の存在意義が失われ、翌年の9月に廃止となった。跡地は現在駐車場やバスターミナルに生まれ変わり、車両はおろか、駅の遺構はほとんどない。
脚注[編集]
- ↑ 車両があらぬ場所で停車したり、車軸が破損したりなど。