トルクメニスタン鉄道
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種類 | 国有企業 |
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本社所在地 |
![]() アシガバード |
設立 | 2020年2月5日 |
業種 | 運輸業 |
代表者 | 鉄道事業 |
営業利益 | 12億2600万マナト |
純利益 | 2億8000万マナト |
従業員数 | 約15000人 |
所有者 | トルクメニスタン政府 |
外部リンク | https://www.railway.gov.tm |
トルクメニスタン鉄道(トルクメン語:Demirýollary)とはトルクメニスタンで鉄道事業を行う国有鉄道事業者である。トルクメニスタンの4980kmの鉄道網を運営し、全国で345以上の鉄道駅を管理している。同社は産業建設省に属し、トルクメニスタン鉄道庁の傘下にある。鉄道自体は鉄道庁の所有だが、トルクメニスタン鉄道は機関車、貨車、車両基地、鉄道駅、車両工場、自社のホテルを保有している。
歴史[編集]
2019年1月29日に鉄道省は鉄道庁に格下げされ、再編された産業通信省(のちの産業建設省)の管轄に置かれた。
トルクメニスタン鉄道は商業子会社として鉄道庁の下、2020年2月5日に設立された。貨物輸送と旅客輸送の両方で運輸業者として機能を引き継いだ。グルバングレイ・ベルディムハメドフ大統領は鉄道事業者としての新組織への機関移行に関する法令に証明した。
2020年7月16日より新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、トルクメニスタン内では旅客列車の運行が停止された。2021年春には運行再開された。ただし乗客が列車を利用する場合72時間前までに発行されたCOVID-19陰性検査証明書を所持する必要がある。乗車前には乗客は体温測定を行い、鼻粘膜にオキソリニック軟膏を塗布し、手指に消毒液を塗る。車掌は、列車出発の6時間前、目的地到着後、および列車走行中の3~4時間ごとに車内を消毒する義務がある。
活動[編集]
トルクメニスタン鉄道の主な事業は貨物輸送と旅客輸送で、年間600万人の旅客輸送を行っている。
切符の販売はインターネットやアプリでオンライン販売を行っている。オンライン切符サービスは2019年より開始された、
車両[編集]
ディーゼル機関車[編集]
2TE形ディーゼル機関車、10L形ディーゼル機関車、2TU10U形ディーゼル機関車、2M6 2U形ディーゼル機関車の他、中国製のCKD9A形ディーゼル機関車、カザフスタン製のTE33A形ディーゼル機関車、ロシア製の2TE25形ディーゼル機関車が運用されている。
旅客列車[編集]
トルクメニスタン鉄道は客車を用いて旅客輸送を行う。通路に面したドア付きの4人掛け寝台車(2階ベッド)で構成される。ドアのない6人掛けの3階ベッドの寝台さyもある。また2人掛け寝台が2つある。