JR東日本E233系電車0番台トタT71編成

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トタT71編成
E233系全編成の中で最も新しいトタT71編成。
E233系全編成の中で最も新しいトタT71編成。
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
形式 E233系
製造年 2020年
主な走行路線 中央快速線青梅線(-2025/3/6)[注釈 1]
所属基地 豊田車両センター(-2025/10/2)
両数 10両固定編成(-2025/10/2)
電源方式 直流
制御装置 VVVF-IGBTインバータ制御方式
保安装置 ATS-P、ATS-SN
塗装 朱色1号
編成結成年 2020年
あだ名 T71・71
製造所 総合車両製作所横浜事業所
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T71編成(ティー71へんせい)とは、E233系のうち、中央快速線系統にて運用されていた編成の1つである。

概要[編集]

中央快速線では同線を走るE233系に2階建てグリーン車を組み込むべくトイレを取り付ける工事を進めていたが、予備車確保のために青梅線・五日市線からトタ青459編成+トタ青659編成(現・トタH59編成)を、常磐緩行線からは209系1000番台2本(マト81編成マト82編成)を転属させていた。しかしそれでも予備車が不足することから、中央快速線における約12年ぶりの新車としてE233系が1本増備された[注釈 2]

編成番号はかつて豊田車両センターに所属していた青670編成(現ナハN36編成)の続番である。

グリーン車サービス開始により役目を終え、2025年3月に中央快速線での定期運用は終了した。その後も青梅線で度々代走に入っていたが、同年10月にTKに入場。6両への短縮・ワンマン化・トイレ設置などの改造が行われ、209系2100番台置き換えのために幕張車両センターへ転属となった。

該当編成の特徴[編集]

車体については7000番台タイプ、ホームドア検知装置および袖仕切りは1000番台以降のタイプとなっている。ラジオアンテナやドア指挟み込み防止用パーツは他の0番台と異なり設置されていない。

その他はワイパーを含め0番台に準じ、ドアエンジンも他の0番代と同じスクリュー式が採用された。

番号は不揃いとなったが、これは既存車の続き番号としたためである[1]

沿革[編集]

T71編成として[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
Tc M M' M M' T T M M' Tc
クハE233-71 モハE233-71 モハE232-71 モハE233-271 モハE232-271 サハE233-543 サハE233-43 モハE233-443 モハE232-443 クハE232-68
  • 2020年令和2年)
    • 5月22日:J-TREC横浜事業所にて、橙色のE233系0番台の目撃情報が相次ぐ[2]
    • 6月11日:J-TREC横浜事業所を出場し、試運転を兼ねて豊田まで回送される[3]
    • 6月12日:甲府地区で性能確認試運転を行う[4]
    • 6月29日:試運転で新宿・東海道線経由で根府川まで入線する[5]
    • 7月6日:この日の97T運用より運用入りし、デビューした[6]
  • 2024年(令和6年)
    • 1月9日:指定保全のため東京総合車両センター(TK)へ回送。同編成としては初の検査入場となった。
    • 1月18日:東京での検査を完了し、所属先の豊田へ回送される。
    • 7月30日:「10CARS seriesE233」ステッカーが掲出される。
  • 2025年(令和7年)
    • 1月5日〜1月末ごろ:学園アイドルマスター「花海咲季」ラッピングトレインとして運行される。
    • 3月6日:この日の2199T(東京21:55発豊田行き)を以て、中央快速線および青梅線での営業運転を暫定的に終了。
    • 3月11日:97T運用(1)を突発的に代走。なお、原因は不明。午後はT34編成(12両)に差し替えられた。
    • 6月〜7月頃:車両不足のため、立川 - 青梅間の青編成10両半固定運用を不定期で代走。
    • 8月1日:相模湖花火大会に伴う臨時普通列車に充当される(オレンジ帯での最後の営業運転)。
    • 10月2日:転用改造のため、TKに臨時入場。

C1編成として[編集]

1 2 3 4 5 6
Tc' M' M M' M Tc
クハE232-68 モハE232-271 モハE233-271 モハE232-71 モハE233-71 クハE233-71
  • 2025年(令和7年)
    • 12月9日:転用改造を終え、TKから津田沼(幕張車両センター)へ回送。

憶測[編集]

荻窪駅を発車するトタT71編成。

落成時点でトイレが設置されていなかったため、グリーン車導入完了後に豊田から転出すると見られていた。当初は京葉線に1本だけ残る209系のケヨ34編成を置き換えるという説が有力だったが、労組資料で置き換え予定がないことが判明し、同編成が2025年に車体保全を通過したことで可能性は無くなった。

結局、TK入場後は4M2Tへ短縮され幕張車両センターへ転属となった。脱車されたモハ2両はH49の4両側へ組み込みを予想する声が多いが、サハに関しては組み込めそうな車両が見当たらないため鉄屑となる可能性が極めて高い。但しこの場合、落成から僅か5年で鉄屑となるため不経済と言わざるを得ない。また、京葉線のワンマン化準備に伴う分割編成の縮減の煽りで京葉線からクハを捻出、京浜東北線編成から千葉地区や武蔵野線への転用で余剰となりうるモハを活用して新規にキメラ仕様の4または6連を仕立てる場合話は別となる。また、逆にモハ2両の廃車の可能性も否めず、今後に注目したい。

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. 柴田東吾 (2021年7月24日). “中央線快速電車のE233系「T71編成」 番号の付け方なぜ不揃いに?”. 乗りものニュース. 2022年11月13日確認。
  2. 中央線向けE233系がJ-TREC横浜事業所で製造中”. 4号車の5号車寄り (2020年5月23日). 2022年11月13日確認。
  3. 中央線快速用E233系増備車が出場(編成番号はトタT71・トイレは未設置か)”. 4号車の5号車寄り (2020年6月11日). 2023年1月4日確認。
  4. 【甲府エリアへ】E233系0番台増備車トタT71編成 試運転で酒折へ”. 鉄道ファンの待合室 (2020年6月13日). 2023年1月4日確認。
  5. トタT71編成試運転で根府川入線”. 4号車の5号車寄り (2020年6月29日). 2023年1月4日確認。
  6. いちさと (2020年7月6日). “E233系トタT71編成運用入り”. 4号車の5号車寄り. 2023年7月26日確認。

注釈[編集]

  1. 定期運用のみ。代走等では同年夏まで運用。
  2. 2022年11月頃などは、この編成の導入を考慮しても予備車が不足した。

関連項目[編集]