ツィタデッラ (列車)
ツィタデッラ(Citadella)とはハンガリー国鉄とスロベニア鉄道が運行する国際インターシティ列車である。この列車は両首都のブダペストとリュブリャナを結んでいる(夏季にはコペルへ延長運転される。)。列車番号はIC 246/247(リュブリャナ行きが246、ブダペスト行きが247)列車。
歴史[編集]
ツィタデッラは、ハンガリーと当初独立したばかりのスロベニアの首都を結ぶ初の国際旅客列車であった。この列車の運行はハンガリー国鉄25号線の建設によって可能となった。最初のツィタデッラは、2001年6月10日にブダペスト-リュブリャナ間で運行が開始された。最初のころは、客車はスロベニア鉄道が提供し、自転車輸送用の車両はハンガリー国鉄が追加していた。2011年までソンバトヘイへの直通列車を連結していた。
25号線の電化工事までは、M41形がこの列車を牽引していた。2011年から2013年の間、スロベニア鉄道による保線作業のため、運行が休止された。2013/2014年度ではリュブリャナ行きではなくマリボル行きのインターシティとして運行された。2014/15年度のダイヤ改正でユーロシティ列車への昇格を果たしたが、ユーロシティ列車タイプの条件を満たしていなかったためわずか1年で失効し、スロベニア側の終着駅はマリボルからリュブリャナに戻された。この間、列車はザラエゲルセグでスイッチバックを行っていたが。ソンバトヘイへの直通列車は連結されなかった。2016年までホドシュ-プラゲルスコ間でじゃディーゼル機関車で運行されていた。
2015年から2019年の間、ボバでスイッチバックを行い、ソンバトヘイへの直通運転が再開した。ダイヤ改正後、インターシティ列車として案内されるが、時刻表では依然として急行列車として記載されており、ザラエゲルセグでスイッチバックするだけである。2020年3月からは再びインターシティ列車として案内されていたが、コロナウイルスのパンデミックのため、ブダペスト-ザラエゲルセグ間でのみICゲチェイとして運行された。リュブリャナへの運行は2020年7月1日に再開された。列車の所要時間は7時間半である。
2025年には、ヴェスプレーム-アイカ間の線路が通行止めされるため、ハンガリー側の発着駅はブダペスト東ではなくアイカとなった。したがって、この列車の運行はアイカ-リュブリャナ間でのみの運行である。
路線[編集]
列車はブダペスト東駅を出発し、セーケシュフェヘールヴァール、ヴェスプレームを経由し、ザラエゲルセグ、エーリセントペーテルを経てスロベニアのホドシュに到着する。ホドシュからはオルモジュ、プトゥイ、ツェリェ、トルボヴリェを経てリュブリャナまで至る。両国では電源が異なるため、機関車をホドシュで付け替える必要があり、ハンガリー側ではハンガリー国鉄V43形電気機関車が、スロベニア側ではSŽ342形電気機関車が牽引する。
途中のザラエゲルセグでスイッチバックを行う。そのため、列車は15分間停車する。
車両[編集]
2025年のダイヤ改正では、この列車の2等車4両から構成される。ザラエゲルセグ方1両がハンガリー国鉄の自転車持ち込み可能車両(Bdbpmz)で、ブダペスト(アイカ)・リュブリャナ方3両がスロベニア鉄道の普通客車(Bl)である。
停車駅[編集]
- ブダペスト東駅
- ブダペスト-ケレンフェルド駅
- セーケシュフェヘールヴァール駅
- ヴァールパロタ駅
- ペートフュルデー駅
- ヴェスプレーム駅
- アイカ駅
- ヤーノシュハーザ駅
- ウック駅
- ザラベール-バチク駅
- ザラセンティヴァーン駅
- ザラエゲルセグ駅
- ザラレヴェー駅
- エーリセントペーテル駅
- ホドシュ駅
- マチュコフツィ駅(246列車のみ)
- ムルスカ・ソボタ駅
- リポフツィ駅
- リュトメル市駅
- イヴァニコフツィ駅
- オルモジュ駅
- プトゥイ駅
- プラゲルスコ駅
- ポリツァネ駅(247列車のみ)
- ツェリェ駅
- ラシュコ駅
- ジダニ橋駅
- トルボヴリェ駅
- リティヤ駅(246列車のみ)
- リュブリャナ駅
夏季の延長運転時[編集]
- リュブリャナ駅
- ポストイナ駅
- ピフカ駅
- ディヴァチャ駅
- フルペリェ-コジナ駅
- コペル駅