ダンパ

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ダンパとは、運動エネルギーを減衰させるものである。

概要[編集]

ばねのような弾性を利用した機構では、位置角度の変化を元に戻す力(復元力)が働くが、 質量すななわち慣性があり、元の位置に戻っても有限の速度をもち、単振動をはじめとする振動を生じる。 これを減衰・消滅させる役割を持つのがダンパである。ダンパは、摩擦抵抗によって運動エネルギーを熱エネルギーに変換して減衰させる。電気機械音響類似においては、電気電気抵抗などに相当し、エネルギーを消費する(熱エネルギーに変換する)点で類似である。

応用[編集]

弾性があるところには、必ずと言ってよいほど何らかのダンパがある。そうでなければ、振動が永遠に続いてしまう。 また、免震のために使われている。

関連項目[編集]