キタスナヤツメ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
スナヤツメ北方種から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
キタスナヤツメ
分類
ドメイン : 真核生物
: 動物界
: 脊椎動物門
: 頭甲綱
: ヤツメウナギ目
: ヤツメウナギ科
: カワヤツメ属
: キタスナヤツメ
学名
Lethenteron mitsukurii
Hatta, 1901
和名
キタスナヤツメ (北砂八目)


キタスナヤツメとは、ヤツメウナギ科に分類される淡水魚である。

形状[編集]

体はウナギ型。鰓孔は7対。

尾鰭はひし形。歯は牙状。感丘群は無い。

生態[編集]

北海道~本州中部に分布する。ミナミスナヤツメとは本州で生息域が重なる。

キタスナヤツメとミナミスナヤツメの間では生殖的隔離が存在し、交雑しない。

分類[編集]

八田三郎が1901年に新種として記載した[1]

VladykovとKottは‘‘Lethenteron matsubarai’’との学名を提唱した。

その後、本州・四国・九州の『スナヤツメ (:Lethenteron mitsukurii )』と共に1種に纏められていたものの、1996年の研究で遺伝子的に2種に分かれると分かった。

2024年に従来のL. mitsukuriiは本種であり、南方種は新種「ミナミスナヤツメ (:Lethenteron hattai )」とされた。

人間との関係[編集]

種小名の‘‘mitsukurii’’は箕作博士への献名である。

出典[編集]