キャメル号
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キャメル号は、鳥取県と東京都を結んでいた夜行高速バス路線である。
概説[編集]
愛称は鳥取砂丘のラクダ(英:Camel)に由来する。倉吉駅発着系統と米子駅発着系統の2種類の系統が有った。
運行開始当時、運行距離700km圏内は航空便に分があるとされ、更に鳥取は大阪府との経済的結び付きが強いことから「果たして成功するのか」と話題になった。更に鳥取日交と日ノ丸自動車は県民の間でも有名なほど仲が悪かったが、京浜急行電鉄から東京 - 鳥取を結ぶ夜行バス(キャメル号)の運行の話があったことで融和ムードとなり、仲が悪いイメージも払拭されたという。
2020年(令和2年)7月より運行を休止し、翌年3月に廃止された。
歴史[編集]
- 1988年(昭和63年) - 京浜急行電鉄・日本交通・日ノ丸自動車の3社によって、東京~鳥取、東京~米子の2系統で運行を開始。都内での発着場所はホテルパシフィック東京前。
- 1989年(平成元年) - 品川バスターミナル発着に変更。
- 2003年(平成15年) - 京浜急行電鉄のバス事業分社化により、同社担当便を京浜急行バスに移管。
- 2004年(平成16年) - 鳥取系統を倉吉まで延伸。
- 2007年(平成19年) - 京浜急行バス担当便を京急観光バスに移管。
- 2008年(平成20年) - 京急観光バスのバス事業撤退により、京浜急行バスへ再移管。
- 2018年(平成30年) - 渋谷マークシティへ乗り入れを開始。
- 2020年(令和2年) - 新型コロナウイルス流行に伴う移動需要の大幅な低下により、4月7日から7月1日まで運休。7月2日に運行を再開するも、同月20日から再度運休。
- 2021年(令和3年) - 3月16日を以て路線廃止。最終運行は米子系統が前年の7月18日、倉吉系統が同7月19日であった。また羽田エアポートガーデンへの乗り入れも発表されていたが、実現はしなかった。
停車バス停[編集]
- 倉吉系統
品川バスターミナル - 浜松町バスターミナル - 渋谷マークシティ - 智頭福原 - 鳥取駅前 - 湖山(湖陵高校前) - 倉吉バスセンター - 倉吉駅
- 米子系統
品川バスターミナル - 浜松町バスターミナル - 渋谷マークシティ - 江府IC - 米子駅前
使用車両[編集]
3列独立シート・トイレ付きの平屋車で運行。京浜急行バス担当便には通路カーテンが装備されているが、キャメル号での運用時は通路カーテンを取り外していた。
その他[編集]
鳥取出身の声優下田麻美は高校在学中に実家と声優の仕事のある東京を行き来するのにキャメル号を使用しており、廃止のニュースが報じられた際にはSNSでコメントを残している。[1]