エネルギー固有状態

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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エネルギー固有状態(粒子原子分子など)とは量子力学系のエネルギーが明確な値を持つときに持つものである。束縛系の場合、取りうるエネルギー値は連続スペクトルではなく離散スペクトルを形成する。つまり、特定の区間においてのみ、特定の値を取ることができる。

エネルギー固有状態は定常的であり、つまり、エネルギー固有状態にある系の測定可能な特性は、その系が影響を受けない限り変化しない。異なるエネルギーを持つほかのエネルギー固有状態への遷移は対応するエネルギー差が別の系との相互作用によって供給または放出された場合にのに発生する。2つの系のうち少なくとも一方が離散スペクトルを有する場合、適切な大きさのエネルギー、すなわち量子のみが交換可能である。マックス・プランク1900年にこの現象を初めて考察し、量子物理学の始まりを告げた。