インターシティ・リュン
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インターシティ・リュン(デンマーク語:InterCityLyn、略称:ICL(イー・セー・エル))とはデンマーク国鉄が運行する高速列車ブランドである。インターシティと違って無停車型の長距離列車で限られた駅にしか停車しない。いわゆるデンマーク版インターシティ・エクスプレス。ちなみにリュン(Lyn)とはデンマーク語で稲妻を意味している。
ICLネットワーク[編集]
以下の路線は2021年12月12日のダイヤ改正以降のICLネットワークである。実際には朝夕時間帯は一部列車は運行されない。また、列車は途中で連結・解結を行い、運行頻度や目的地を継続的に調整できる。
- コペンハーゲン空港駅-コペンハーゲン中央駅-オーデンセ駅-フレデリシア駅-オーフス中央駅-オールボー空港駅(1時間に1本)
- コペンハーゲン空港駅-コペンハーゲン中央駅-オーデンセ駅-オーフス中央駅(1日4往復)
車両[編集]
インターシティ・リュンは以下の車両で運行されている。
- IC3
- 気動車で3両編成の車両である。車両の特徴は全面のゴム製の覆いと貫通扉にしるため折りたためる運転台窓があげられる。IC3は全路線で運用されている。
- IR4
- 電車で4両編成の車両である。これはIC3の派生型でIC3と併結運転が可能である。もともとは地域列車用だったが1997年からセナーボーへの列車として運用が開始された。このセナーボー方面のIR4のみ電車運転されている。
- IC4
- 気動車で4両編成の車両である。この車両はIC3の代替として開発されたが、技術的問題により、数本の列車の運用にとどまっている。