よみもの:エンニュース/「コウライオヤニラミ」「ブルーギル属」などが特定外来生物に追加指定へ
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【2025年10月28日】 28日の専門家会合でコウライオヤニラミやブルーギル属などを特定外来生物へ指定する事が合意した。
特定外来生物は明治以降に移入が行われた侵略的外来生物を規制する法律であり、指定されると無許可での移動・飼育・繁殖が禁じられる。
指定予定種[編集]
- コウライオヤニラミ
- 朝鮮半島原産の外来魚。宮崎県を中心に定着し、群馬県でも報告がある。
- 在来種の食害が知られており、特に大淀川水系固有種オオヨドシマドジョウへの被害が心配されている。
- ブルーギル属
- ブルーギルなどが分類されるグループ。日本に定着しているブルーギルは2005年(平成17年)に第一次指定種として指定されている。
- 今回指定される予定となったのは新たにロングイヤーサンフィッシュ・パンプキンシードサンフィッシュが野外で見つかった事に由来すると思われる。
- 尚、日本魚類学会はサンフィッシュ科単位で特定外来生物に指定する事を要望している。
- マーレーコッド
- オーストラリア東南部に分布する。日本ではまだ確認されていない。
- 「生態系被害防止外来種リスト」選定種である。定着した場合、在来種への捕食圧が起きる可能性がある。
- ゴールデンパーチ
- オーストラリア東南部に分布する。日本ではまだ確認されていない。
- 「生態系被害防止外来種リスト」指定種である。定着した場合、在来種への捕食圧が起きる可能性がある。
出典[編集]
- 共同通信 (2025年10月28日). “魚類のコウライオヤニラミを追加 「特定外来種」に、環境省”. news.jp 2025年10月28日閲覧。