はかた号
はかた号(はかたごう)とは、西日本鉄道(西鉄バス)が運行する東京都のバスタ新宿と福岡県北九州市・福岡市を結ぶ夜行高速バスである。
概要[編集]
1990年(平成2年)10月12日に京王帝都電鉄(現・京王電鉄バス)と共同で運行を開始。新宿から博多までのおよそ1100kmを約14時間で走破する日本トップレベルの長距離高速バスである。なお運行区間の大半が高速道路のため、距離の割に所要時間は短い。
なお京王は1999年(平成11年)1月18日で運行から撤退し、東京での西鉄の支援業務に徹しており、待機場所として永福町営業所を提供している。なお繁忙期には永福町のスペースが足りなくなるため、中野営業所にも車両を収容する他、過去には都営バス新宿支所も待機場所として使われていた時期がある。
北海道テレビ製作のバラエティ番組水曜どうでしょうでは本路線が度々番組内で登場し、全国的な知名度が高まったという。
- 停車停留所
バスタ新宿 - 小倉駅前 - 砂津 - 黒崎IC(引野口) - 西鉄天神高速バスターミナル - 博多バスターミナル
以上の他、途中乗客の開放休憩として新東名高速道路静岡SAと山陽自動車道佐波川SAにも停車する。また乗務員の交代・休憩のために停車するSAもあるが、この場合は乗客は外に出られない。
使用車両[編集]
2020年(令和2年)7月以降はMS06系エアロクィーンの専用車両が使用されている。専用車は西鉄の夜行車標準カラーであるいわゆる白夜行のロゴを金色とし、「Line connecting Hakata with Tokyo」の文字を組み合わせている。
座席はプレミアムシート4席にビジネスシート18席の2クラス制で、プレミアムシートはパーティションで区切られた個室タイプとなっている。
過去の車両[編集]
- スーパーハイデッカー車
2014年(平成26年)12月から2020年6月まで使用されていた。車種はMS96系エアロクィーンで、白夜行のロゴを金色とし、「Line connecting Hakata with Tokyo」の文字を組み合わせた専用デザイン。
プレミアム・ビジネスの2クラス制で、プレミアムシート4席、ビジネスシート18席の席数も2020年7月以降の車両と同じ。MS06系の導入以降は予備車として現行車の車検・整備や続行便設定時などに使用される。
- ダブルデッカー車
2009年(平成21年)12月から2014年11月まで使用されていた。車種はMU66系エアロキングで、西鉄高速バス初のダブルデッカー車となった。ゴールドをベースに東京都の都花「桜」と福岡県の県花「梅」を描いた専用デザインは一般公募によるもの。
座席はプレミアム・ビジネス・エコノミーの3クラス制で、プレミアムシートは4席、ビジネスシートは21席、エコノミーシートは10席用意された。
- 初代スーパーハイデッカー車
運行開始からエアロキング導入まで使用されていた。3列独立シートのモノクラスで、他の夜行車と共通の白夜行デザインだった。