えちぜん鉄道MC6001形電車
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えちぜん鉄道MC6001形電車とは、えちぜん鉄道が2003年から運行している鉄道車両である。
概要[編集]
愛知環状鉄道100系電車を譲受のうえ、改造を行った車両がMC6001形である。えちぜん鉄道では2両編成は輸送力が過剰なことから、片運転台の制御電動車100形に片運転台の制御車200形の運転台を接合して、両運転台化改造を行った。えちぜん鉄道は電化方式が直流600Vであり、愛知環状鉄道線の直流1500Vとは異なることから降圧工事を受けている。これに加えて永久直列回路と性能の低いMT46型主電動機では性能が低すぎることが判明し、JR東日本から国鉄113系電車で使用されていたMT54型主電動機を購入したうえで主電動機を換装したが、大本の原因である永久直列回路が解消されていないため加速の悪さは相変わらずである。また、えちぜん鉄道ではワンマン運転を行っているためワンマン運転に必要な機器を取り付けた。
車内はワンマン化改造を除き大きな改造を受けておらず、座席のモケット変更くらいに留まっている。
MC6001とMC6002の2両が改造されたが、以降は補助電源装置と冷房装置の換装を行ったえちぜん鉄道MC6101形電車への改造に移行した。
改造[編集]
スカート取り付け[編集]
導入当初はスカートがなかったが、後にスカートを取り付けた。
スノープラウの取り付け[編集]
スカート取り付け後もスノープラウはなかったが、後年にスノープラウの取り付けとそれに伴うスカートの変更が行われた。
室内灯LED化[編集]
元々は室内灯が蛍光灯だったが、後にLEDに取り替えられた。
前照灯LED化[編集]
元々前照灯はシールドビームだったが、LEDに改造された。デフロスター搭載のため、LED化と同時に中央の1灯は撤去された。