えちぜん鉄道MC6101形電車
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えちぜん鉄道MC6101形電車とは、えちぜん鉄道が2004年から運行している鉄道車両である。
概要[編集]
愛知環状鉄道100系電車を改造したというのはえちぜん鉄道MC6001形電車と変わらないが、MC6001形の改造内容を一部変更したのが本形式である。MC6001形と同様の両運転台化改造、直流1500Vから直流600Vへの降圧、ワンマン化改造、主電動機をJR東日本113系電車の発生品であるMT54型主電動機への換装に加えて、補助電源装置をMGからSIVへの換装、冷房装置の取り換え、スカートとスノープラウの取り付けが行われた。なお、元から両運転台の300形を改造した車両については両運転台化改造を受けていない。
新たに搭載された冷房装置は三菱電機製のCU77Nであるが、これは車体長の短い路面電車で使用されているもので、冷房能力は24,000 kcal/hしかない。最も、100系オリジナルのFDA3125でも25,000 kcal/hしか出なかったのだが…
車内の変更点はMC6001形と同様、座席モケットの張り替えくらいにとどまる。
MC6101 - MC6112の12両が改造され、えちぜん鉄道では最多勢力を誇る。
改造[編集]
室内灯LED化[編集]
元々は室内灯が蛍光灯だったが、後にLEDに取り替えられた。
前照灯LED化[編集]
元々前照灯はシールドビームだったが、LEDに改造された。デフロスター搭載のため、LED化と同時に中央の1灯は撤去された。