USBフラッシュドライブ

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USBメモリーから転送)
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USBフラッシュドライブとは、コンピューター等に使用する、補助記憶装置(外部記憶装置)の一つ。USBメモリー、略して単に「USB」とも書かれる。

概要[編集]

主にパソコンUSBポートに直接接続してデータを読み書きできるフラッシュメモリーのこと。

最近は大容量で安いものが発売されてきたため、フロッピーディスク光磁気ディスクなどの既存メディアが次々に置き換えらている。

USBの取り外し[編集]

安全な取り外しができる状態にせずに取り外した場合、特にそれを何回も繰り返すと、データが破損したり、USBメモリが故障する恐れがある。

  • Windowsの場合:タスクバーにあるUSBメモリーやSDメモリーカードなどの該当する周辺機器を右クリック>「取り出し」をクリック。隠しアイコンになっている場合も多いので注意。
または、エクスプローラー画面上のそのUSBフラッシュメモリーを選択し、「ドライブツール」タブ>「取り外す」をクリック。
  • KDE Plasma(GNU/LinuxBSD系で使えるデスクトップ環境)の場合:下部のパネルにあるUSBメモリアイコンをクリックして、表示されたメニューから「安全に取り出し」をクリックする。あるいはDolphinを開き、「リムーバブルデバイス」節にある取り外し記号のボタンをクリックする。
  • macOSの場合:Macには初心者でもわかるように、画面左側にあるUSBメモリーやSDメモリーカードなどの該当する周辺機器のすぐ右側に「取り出しボタン(取り出しの記号のボタン)」が必須で書かれている。「取り出しボタン」を押せば、安全に取り外しができる。

USBの安全な取り外しは、シャットダウンでも可能である。パソコンが完全にシャットダウンされたことを確認してから、USBを取り外す。完全にシャットダウンしたことを確認していれば、アクセスが全く無いので安全である。

セキュリティ[編集]

  • USBメモリは小型軽量で端末に差し込むだけで使える利便性の良さが特徴であるが、小型軽量ということは紛失や盗難に遭いやすく、端末に差し込むだけで使えるということは特別な機器を要せずデータの読み込み・書き込みができるという事である。
  • 対策として、USBメモリを暗号化するという方法がある。ディスク暗号化にはLUKSなどの方法がある。
  • 他にも、IT管理で許可されたUSBデバイス以外は使用できないようにすることや秘密性の高いデータをクラウド共有に移行するという方法がある。

詐欺商品と対策[編集]

性能詐欺の商品の対策を紹介する。

書き込み・読み込み速度詐欺[編集]

まあいいほう。対策としてはCrystalDiskMarkというソフトが有名。

容量詐欺[編集]

これも、ただ数値だけを嘘ついてるならいいほう。ぱっと見では分からない厄介ように偽装しているのが厄介。

  • PC上の表示値を偽装している
  • 入りきらなくなったファイルを削除して見た目だけにすることでごまかしている(こいつが一番厄介)

USBKiller[編集]

USBポートに高い電圧をかけ、PCを破壊するというもの。

関連項目[編集]

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがUSBフラッシュドライブの項目をおカタく解説しています。