Rest:削除されたジョーク/夜返し
夜返し(よがえし)とは、東北地方を中心に知られる都市伝説(怪談)のうちの一つ。
概要[編集]
バケツに入れた水に赤い布を浮かばせ、その上に塩をかけた人形やぬいぐるみなどを置いて電気を消す。すると置いた人形などが破裂するかわりに、次の夜を飛ばすことが出来るというもの。飛ばした夜の記憶は無く、夜返しを実行した人物以外の友人や家族も「どうしても思い出せない」という状況に陥る、とされている。
一部地域においては「電気を消したあとにも塩をかけなければならない」や「夜返しを行うと自身もいずれ破裂する」などの派生も見受けられ、様々な地域・年代に伝播していく中で徐々に変化していったことが伺える。
1970年ごろに青森県や岩手県で噂が起こり、マニアの間では知る人ぞ知る都市伝説として知られていた。2009年8月30日、匿名掲示板「2ちゃんねる」オカルト板のスレッドに「夜返し」について書き込まれたことを発端として、爆発的に日本全国へ広まり、一部地域では社会問題(後述)ともなっていった。これは八尺様についての書き込みがあった翌年であり、八尺様と結びつける派生・考察も多く見られた。
ただ、この都市伝説は2010年に入ると急速に沈静化していき、再び「知る人ぞ知る都市伝説」となった。
社会問題化[編集]
この都市伝説は先述の「2ちゃんねる」への書き込みにより、当時の小・中学校を中心に広まり、実際に試してみる者もそう少なくなかった。ただし塩を使うため、「子供が勝手に塩を無駄にしてしまう」という旨の苦情が学校へ相次いだという。これらは都市伝説の沈静化とともに減っていくが、現在でも度々動画投稿サイトなどで取り上げられるたびに苦情が入ることがある。
ルーツ[編集]
ルーツは様々あり、以下では特に有名な3つを取り上げる。上記2つは「何かしらが変化した」という点が共通している。
- フレペの歌説:北海道地方を中心に周知されている怪談「フレペの歌」が変化したものが夜返しだとする説。初期発生源の青森県などと地理的にも近く、一番有力な説とされている。
- 東北怪談記説:書籍「東北七つの怪談記」に記されている怪談「無夜旅」が変化したものが夜返しだとする説。なおマニアの間では、参考文献の少なさや文中の齟齬から無夜旅はでっち上げだと言われている。
- 青森市内の小学校説:青森市内の小学校に在籍する特定の児童が創作した怪談が夜返しだとする説。ただ根拠が皆無であまり有力とはいえない。
関連項目[編集]
- フレペの歌 - 夜返しに類似した北海道の怪談
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水戸特快初のエイプリルフール記事です。お楽しみ頂けたでしょうか。 本当はもっと凝った記事を予定していたのですが、単純にエイプリルフールのことを失念しており、なんと当日執筆し、当日に投下する形となってしまいました。 |