RVR412系電車
ナビゲーションに移動
検索に移動
RVR412系電車とはソビエト連邦のリガ(現在のラトビアの首都)のリガ客車工場で製造されたユーゴスラビア鉄道向けの電車である。現在はセルビア鉄道、モンテネグロ鉄道、マケドニア鉄道が保有・運用している。落書きがひどい車両。
歴史[編集]
この車両は1980年代に53両が製造され、うち43両がセルビア向け、6両がモンテネグロ向け、3両がマケドニア向けであった。SFRYの解体後はセルビア鉄道(16両)、モンテネグロ鉄道(6両)、マケドニア鉄道(4両)にそれぞれ譲渡された。
構造[編集]
車両は運転台付き電動車2両と付随車2両で構成される。車両の総重量は220t、搭載電力は1360kW、最高速度は時速120km である。乗降用ドアは自動式である。
運行会社[編集]
モンテネグロ鉄道[編集]
ユーゴスラビア鉄道解体後、モンテネグロ鉄道へは2006年に6両の車両が譲渡された。この車両は主にバル-ポドゴリツァ及びビイェロ・ポリェ-ポドゴリツァ間で運用される。赤とオレンジのストライプで塗装されている。2006年にブレーキシステムの故障で脱線事故が発生し200人が負傷した。
マケドニア鉄道[編集]
マケドニア鉄道は4両保有している。
セルビア鉄道[編集]
セルビア鉄道は16両この車両を保有している。主にベオグラード近郊でBGヴォズとして運用されている。一部の車両はジェルヴォズ工場とシンヴォズ工場で更新工事を受け、LED化などがされた。