NDC (鉄道車両)
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NDCとは、新潟鐵工所が開発し、新潟トランシスで継続製造されている閑散線区向けの気動車である。
概要[編集]
富士重工業のLE-Car・LE-DCシリーズと並んで地方の第三セクター鉄道を中心に多数納品され、JR向けにもキハ120が製造された。
レールバス同様にバスの部品を利用しつつも、車体構造は通常の鉄道車両に近いものを採用している。
標準化することでコストを削減しているが、事業者・線区の事情に合わせて車体長・座席配置などを細かくカスタマイズすることができる。
動向[編集]
富士重工業(現・SUBARU)が鉄道車両から撤退したことで、地方向け気動車は、LE-DC導入事業者の一部車両が日本車輌製造製になったか、殆どが新潟トランシスでの製造となっている。
しかし、令和に入り、JR東日本でキハ40系が大量に廃車され、新型コロナ禍での新規投資抑制も相まって、譲受する地方の非電化私鉄が増加するという新たな流れができており、NDCの新規導入が主流では無くなっている。