JR貨物DB500形ディーゼル機関車
JR貨物DB500形ディーゼル機関車とは、日本貨物鉄道が2016年から導入している、液体式ディーゼル機関車である。
概要[編集]
従来の入換機である国鉄DE10形ディーゼル機関車は老朽化が進んでおり、これまではJR貨物HD300形ハイブリッド機関車によって置き換えていた。しかし、HD300はハイブリッド機関車であるため製造費が高額になるというデメリットがあり、入換を頻繁に行う駅での導入に限られ、入換頻度が高くない駅では導入できずにいた。そこで、車籍のない入換機として使われる25tスイッチャーに自動列車停止装置や緊急列車停止装置などの保安装置を搭載し、鉄道車両として扱えるようにした本形式を導入することでDE10などの国鉄型機関車を置き換えることにした。
なお、最高速度が25 km/h、設計最高速度が40 km/hである都合上、HD300形のような無動力回送はできないため、検査時および転属時は車両基地まで陸送する。わざわざ陸送するくらいなら、無動力回送できるよう110 km/hまで出せるようにすればよかったのに。
製造所は、保守用機械などを手掛ける北陸重機工業である。
番台区分[編集]
0番台[編集]
1のみ製造された。保安装置はATS-SF。
エンジンはいすゞ自動車製6HK1XQA-01Sを搭載する[1]。
50番台[編集]
現時点では51 - 55の5両が製造されている。保安装置はATS-SFの準備工事に留まっているが、54のみは製造当初からATS-SFを装備する。
運用[編集]
1、51 - 53は門司機関区に配属され、1は下関貨物駅、51は延岡貨物駅、52と53は西大分貨物駅の入換機として運用されている。
54は岡山機関区に配属され、同機関区に検査入場している貨車の入換機として運用されている。なお、かつては新鶴見所属で、竜王駅の入換機として使われていた。
55は新鶴見機関区に配属され、相模貨物駅の入換機として運用されている。
脚注[編集]
- ↑ “本線走行用25t級ディーゼル機関車 | 北陸重機工業株式会社”. 北陸重機工業. 2026年5月4日確認。