JR神戸線の建設中の摩耶駅での足場崩落事故
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JR神戸線の建設中の摩耶駅での足場崩落事故(じぇいあーるこうべせんのけんせちゅうのまやえきでのあしばほうかいじこ)とは、JR神戸線六甲道駅 - 灘駅間に建設中の摩耶駅で発生した足場崩壊事故である。
概要[編集]
JR神戸線六甲道駅 - 灘駅間に建設中の摩耶駅で、工事用の足場が崩落し線路上に落下。この影響で、当時付近を走行していた野洲発加古川行快速などが現場近くで緊急停止した。同線は甲子園口駅 - 西明石駅間で上下線とも運転を見合わせ、復旧に手間取った影響で運行再開は約9時間後の22時06分にまでずれ込んだ。現場近くで止まった電車の乗客のうち4人が体調不良を訴え、また2人が電車から飛び降りた際に転倒して頭を打つなどして救急搬送された。この日は12時57分に神戸市において最大瞬間風速21.8メートルの強風が吹いており、この影響で足場が崩れた可能性がある[1]。なお、本事故発生の時点でこの足場はすでに役目を終えて撤去作業中だった[2]。また、西明石駅から甲子園口駅の間には折り返しに使える渡り線がなく、摩耶駅に設置予定だったが信号が未整備で足場崩落で危険なことから使用できなかった[2]。
脚注[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
鉄道での事件・事故 |