IC5
DSB Litra ES (IC5)とはDSBが保有する鉄道車両である。フランスのアルストムのコラディア・ストリーム編成をベースに地域輸送用として設計・製造された低床車両である。DSBでは一般的にこの車両はIC5と呼んでいる。1981年に製造され1995年に売却された試作高速電車との混同には注意。
約153編成のIC5の導入は、DSB史上最大の投資であり、それは総額約200億デンマーククローネを超える。2025年9月10日深夜に、最初の編成がコペンハーゲン工場に到着した。
歴史[編集]
DSBは2021年4月21日にアルストムにコラディア・ストリーム編成約100編成を発注すると発表した。2021年5月21日にスイスのシュタドラー社はこの発注契約の締結に異議を申し立てた。DSBの戦略・鉄道車両担当ディレクターであるユルゲン・ミュラーは入札は専門的かつ透明性のある過程に従って行われたため、他の条件で契約を締結することはできなかったと説明した。
車両設計[編集]
全長109mで、車いすスペースを含め定員は300人で最高速度は200km/hである。IC5は既存のIC3、IR4、IC4を置き換え、デンマークの都市間及び地域間の基幹になることを目指している。
編成には片側5つの扉があり、ドアは1300mm、トイレが2つ、多目的トイレが1つ、車いすスペースが2つ、多目的室が2つあり、自転車が12台収容可能である。
甲種輸送[編集]
最初の編成の甲種輸送は2024年に予定されていた。契約には車両の検査も含まれており、2つの工場が建設されている。1つはオーフス(オーフス・ロジスティクパーク)に、もう一つはコペンハーゲン貨物駅であり、いずれもアルストムによって運営される。
2022年5月25日に最初の編成の運行開始は半年延期され、2025年半ばとなった。また、列車の機能を最適化するため、設計にいくつか変更が加えられた。
2023年11月30日に、最初の編成の運行開始が2027年に延期された、2025年6月にDSBは50編成を発注した。
同系列の車両[編集]
以下の車両とは前面のデザインが異なる。
- インターシティ・ニューエ・ヘネレティー - オランダ鉄道が保有。
- ETR108系電車 - トレニタリアが保有。
- ドニゼッティ (鉄道車両) - フェッロヴィエ・ノルド・ミラノが保有。