国鉄EF81形電気機関車81号機

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在りし日の貨物線を快走するEF81-81

国鉄EF81形電気機関車81号機とは、EF81形の1両。

概要[編集]

  • EF81形におけるお召し列車専用機で、ローズピンクを地色に銀色のラインが入ったカラーリング(以下この塗装を便宜上「お召し塗装」として表記する)をしているのが特徴。
  • 一時期赤2号流星色となっていたこともあった。

沿革[編集]

  • 1973年9月7日に落成。当初は富山第二機関区(現・富山機関区)に配置された。
  • その後、内郷機関区田端機関区(後に田端運転所に改称)を経て、最終的に尾久車両センターに配置された。
    • 国鉄時代は貨物列車や旅客列車などの運用に就いていたが、1985年に開催された国際科学技術博覧会お召し列車牽引機としての運用に就き、カラーリングもお召し塗装となった。田端時代以降は北斗星などの優等列車の牽引を行った。また、民営化後に改修工事が施され、赤2号流星色(通称・北斗星カラー、星釜)に塗装が変更された[注 1]。が、2014年にお召し塗装に復刻されている。
    • 北斗星牽引機として引退した後は、寝台列車として一度引退したE26系とタッグを組み、カシオペア紀行としての運用に就いた。また、水戸工臨の運行もあったが意外と高頻度で充当されていたことから捨て釜状態だったこともある。
  • E493系などへの置き換えで用途廃止となり、2025年9月にED75形758号機と共に秋田総合車両センターへ回送された。余談だが、2025年10月時点において、EF81形の中で唯一第二種休車の札が挿さっており、未だに除籍されていない可能性がある。[要出典]

脚注[編集]

  1. とはいえ、手すりや車輪側面部などが銀色だったこと、制輪子が磨き出し処理のままだったことなど、お召し塗装時代の装飾が依然とあった。

関連項目[編集]