Anker (エレクトロニクス)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
安克創新科技股份有限公司
Anker Innovations Technology Co., Ltd
アンカーのロゴ
アンカーの本社
アンカーの本社
種類 株式会社
本社所在地 中華人民共和国国旗.png 中華人民共和国湖南省長沙市
設立 2011年
事業内容 デジタル製品の開発・製造・販売
代表者 阳萌CEO
赵东平社長
外部リンク https://www.anker.com.cn/
アンカー・ジャパン株式会社
Anker Japan Co., Ltd.
アンカージャパンのロゴ
アンカージャパンの入居する建物
アンカーが入居している建物
種類 株式会社
略称 アンカー
本社所在地 〒101-0063
日本国旗.png日本東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー9階
設立 2013年1月
事業内容 デジタル製品の開発・製造・販売 (Ankerグループの日本法人)
代表者 猿渡 歩CEO)
資本金 1億6,000万円
外部リンク https://www.ankerjapan.com/


Anker(アンカー)とは、中華人民共和国発のハードウェアメーカー、若しくはそれが所有するブランド群である。

歴史[編集]

以下の歴史は多くが親会社の安克創新科技股份有限公司から見たものとなっている[注 1]

2011年[編集]

  • Googleエンジニアの陽萌氏が安克創新科技股份有限公司の前身となる企業を創設。アメリカ合衆国カリフォルニア州で初めてブランドが登録される。中華人民共和国湖南省で生まれたこの会社は、湖南海翼电子商务有限公司と名付けられた。
  • 同年、アメリカ合衆国でのアンカーブランドの月間売上高が100万米ドルを達成。アメリカ合衆国に於けるグループ親会社として、Fantasia Trading LLCが設立される。
  • 当初から、アンカーブランドの製品はAmazonを介して、イギリスドイツなどの欧州諸国に販売されていた。

2012年[編集]

  • 深セン共同開発センター(:深圳研发中心)を開設する。アンカーブランドがAmazonにて『2012年ホリデーセールスチャンピオン』の称号を獲得する。
  • 記念すべき独自開発商品第一品目、Anker 4500mAh 超薄型モバイルパワーバンク(:Anker 4500mAh超薄移动电源)を販売開始する。
  • Amazon経由で、日本スペインカナダへの販売を開始。

2013年[編集]

  • アンカー・ジャパン株式会社アンカーテクノロジーズ株式会社(イギリス)、アンカーテクノロジーズ株式会社(香港)がそれぞれ登記。
  • PowerQLテクノロジーを用いて既存の製品を改良する[要出典]

2014年[編集]

  • 多くのアンカーブランド製品が、北米、ヨーロッパ、日本及びその他の地域のAmazonで一位を奪取。
  • 日経新聞に湖南海翼电子商务有限公司(アンカー)が取り上げられ、「アジア有数の充電器ブランド」と称賛される[要出典]
  • 湖南海翼电子商务有限公司(アンカー)のスマートクラウドカメラ(監視カメラ)がドイツのRed Dot Design Awardを受賞。
  • オフライン市場(Amazonに頼らない販売経路)を開拓するために、アメリカ大手のスーパーであるステープルスと提携。

2015年[編集]

2016年[編集]

2017年[編集]

  • 『BrandZ™ 2017年中国グローバルブランドトップ30』に於いて8位に躍り出る。
  • Googleアシスタントのパートナー会社11社のうちの1社に食い込む。
  • IFAに初出展。現地で50万ドルの発注を獲得、71の国際メディアで報道、45社の大手企業がアンカーのブースを訪れ、大成功を収めた。
  • Zolo Liberty+プロジェクトは280万ドルの出資を受け、中華人民共和国系企業に於ける海外クラウドファンディングの最高額を更新。KSプラットフォームでトップ50にランクイン。
  • Nebula スマート・マイクロ・プロジェクターは120万ドルの開発資金の調達に成功。家庭用エンターテイメントプロジェクターのクラウドファンディングの世界記録を塗り替えた。
  • 湖南海易電子商取引有限公司(アンカー)、iFデザイン賞3つ、Reddotデザイン賞1つを受賞。
  • アメリカ合衆国の電子商取引調査機関であるInternet Retailerが授与している世界的な賞のInternet Retailer Global E-Commerce Awardの最終審査にまで上り詰める。
  • ポケモンブランドのライセンスを取得し、モバイルパワーバンクのピカチュウ版とモンスターボール版を発売。日本のポケモンセンターのサイトで紹介される。
  • 取締役会が社名を湖南海易電子商取引有限公司から現在の安克創新科技股份有限公司(アンカーイノベーションズテクノロジー株式会社)に改める。同時に、株式略称が「海易株式」から「アンカー・イノベーションズ」に変更される。

2018年[編集]

  • 『BrandZ™ 2018年中国グローバルブランドトップ50』で7位を獲得。「最も急成長している消費者向けエレクトロニクスブランド」賞を獲得。
  • 安克創新科技股份有限公司はニューヨークでの商品説明会を開催。成功裏に収める。
  • アンカー・ジャパンが『2017年Amazonマーケットプレイスアワード』と『2018年上半期日本Amazonランキングアワード』を受賞。
  • 任天堂と連携し、カスタマイズ版パワーリンクを発売。
  • アンカーのブランドの一つであるRoavが中華人民共和国でのAudible最初のパートナーとなる。
  • アンカーのブランドのeufyCam、310万米ドルの支援を受け、スマートホーム製品のクラウドファンディングの世界記録を樹立。
  • アンカー、iFデザイン賞5つ、Red Dot賞4つ、Gold Dotデザイン賞10つを獲得。

2019年[編集]

  • 『BrandZ™ 2019年中国グローバルブランドトップ50』で10位を獲得。3年連続のトップ10入りを果たす。
  • eufySecurityがAppleWWDC2019ソフトウェアカファレンスに登場。
  • NebulaとTencentが協力協定を結び、'Tencent Aurora'プロジェクトが発足。
  • アンカー、サウジアラビアにオフィスを設ける。多くの中東の小売店にアンカーの製品が置かれることとなった。
  • Anker on Borad 2019新製品発表会がニューヨークで開かれる。
  • Soundcoreがニューヨークで記者会見を開き、"Liberty 2 Pro"を発表。Liberty 2 Proは当時世界初の同軸音響アーキテクチャTWSイヤホンだった。
  • Ankerの5つの商品が、Appleの公式ストアに登場。
  • Amazonの唯一の年間セラー賞を2年連続で獲得。
  • 『2019 Forbes China AIoT Top 100 Companies』に選出される。
  • 『Lingmo Award 世界で最も革新的なリーダートップ10』のうち一社に選出。
  • iFデザイン賞4つ、Red Dot賞3つを獲得。

2020年[編集]

  • A株ChiNextに上場。一時時価総額が800億人民元を超える。
  • 『BrandZ™ 2020年中国グローバルブランドトップ50』でトップ11位、コンピューターエレクトロニクスでは5位に選出。
  • 胡潤の中国民間企業トップ500社リストのうち184位に。
  • 子会社のHaiyi E-commerceがABKO(韓国最大のゲーム機器ブランド)と契約を結ぶ。
  • iFデザイン賞2つ、Red Dot賞6つ、日本グットデザイン賞を7つ獲得。
  • アンカー、世界で8000万人以上のユーザーを抱える。

2021年[編集]

  • アンカーの年間営業利益は125億7400万人民元に達し、世界全体の収益は100億人民元に達す。
  • Hurun Chinaの民間消費者企業トップ100社リストに選出、37位を獲得。
  • '2021 Golden Investment Awards Business Creativity Awards'で金賞と銀賞を獲得。
  • 中華人民共和国で初の記者会見を行い、いくつかの革新的な新商品をお披露目。
  • 『BrandZ™ 2021年中国グローバルブランドトップ50』で13位を獲得。
  • iFデザイン賞を7つ、Red Dot賞を4つ、日本グットデザイン賞を5つ獲得。
  • アンカーの世界ユーザーが一億人を超える。

2022年[編集]

  • 年間売上高が142億5,100万人民元、アンカー・イノベーションズに帰属する純利益は11億4,300万人民元に上る。
  • 『BrandZ™ 2022年中国グローバルブランドトップ50』で12位を獲得。
  • 2022年中国新経済企業トップ500社に選出。
  • iFデザイン賞を9つ、Red Dot賞を6つ獲得。

2023年[編集]

  • 『BrandZ™ 2023年中国グローバルブランドトップ50』で13位を獲得。
  • 『Forbes China 2023 ESG』イノベーターに選出される。
  • Yicai Global Growth50の「2023年 最も成長の見込みのある中国消費者ブランド」に選出。
  • ドイツのiFデザイン賞8つ、Red Dot賞5つ獲得

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ここに書かれている歴史のすべてが中華Ankerホームページの会社概要からであるといっても過言ではない。

出典[編集]