38度線上の怪物

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38度線上の怪物」 (さんじゅうはちどせんじょうのかいぶつ) は、手塚治虫原作の漫画。1953年作品。

少年画報』(少年画報社)1953年3月号付録として描き下ろしされた。1948年に執筆された「吸血魔団」のセルフリメイク作品である。

概要[編集]

38度線とは、体温の38度と、その名のとおり朝鮮民主主義人民共和国大韓民国の軍事境界線の名を合わせたものである。

朝鮮戦争の時期に発表された作品で、鉄腕アトムなど他の作品にも多く出てくる「ケン一とヒゲオヤジ」が小さくなり、結核の病にある人物の体内に入り白血球結核菌戦争に巻き込まれる物語である。

吸血魔団との違い[編集]

吸血魔団」との相違点を以下に挙げる。

相違点
38度線上の怪物 吸血魔団
小さくなる仕組み カビたパンを食べたことによる作用。 ヒゲオヤジが発明した薬の作用。
ヒロインの名前 モード モオド

外部リンク[編集]