1985への出発

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1985への出発」(1985へのたびだち)は、手塚治虫の漫画作品。戦後40年の節目に『月刊少年ジャンプ』(集英社1985年7月号に掲載された。

手塚治虫公式サイトの「50音順 作品」で、本作は「あ行」に含まれ、「偉大なるゼオ」と「一族参上」の間にあることから「いちきゅうはちごへのたびだち」と思われる。

概要[編集]

戦争で焼け野原になった1945年日本から、戦災孤児のカズオ(13歳)、キミコ(17歳)、テツ(6歳)が、1985年の日本にやってくる物語である。

しかし1985年の日本は金持ちになり[1]高層ビルが立ち並ぶが、子どもが戦争のゲームをし大人が武器のおもちゃを売り稼ぐ世の中であった。

そのおもちゃを売っている会社に抗議に行った3人だったが、その会社の社長はカズオ、 専務はテツ、カズオの妻がキミコだった。狂った日本を見た3人は1945年に戻ると日本を変えようと決心する。

なお作品の制作過程が1985年当時のNHKのドキュメンタリー番組の冒頭で公開されている[2]

脚注[編集]

  1. ※当時はバブル景気直前の好景気である
  2. YouTube

外部リンク[編集]