鳥飼車両基地

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鳥飼車両基地(とりかいしゃりょうきち)とは、大阪府摂津市にある東海旅客鉄道(JR東海)の車両基地の総称で、以下の施設を含んでいる。

概要[編集]

東海道新幹線京都 - 新大阪間に位置し、新大阪方から入出庫する。16両編成の東海道・山陽新幹線の車両に限らず、新大阪以西でのみ営業運転を行う500系700系レールスターN700系7000・8000番台も入庫する。

非常に規模の大きな車両基地で、職員の構内移動用にシャトルバスが巡回している。

大阪仕業検査車両所[編集]

仕業検査と申告作業を主に担当する。東海道・山陽・九州新幹線の車両を受け持つ。2009年(平成21年)に大阪第一車両所から仕業検査業務を引き継いで発足した。

大阪修繕車両所[編集]

車両修繕とATC検査を担う。2009年(平成21年)に大阪第一車両所から車両修繕とATC検査業務を引き継いで発足した。

大阪交番検査車両所[編集]

東海道・山陽新幹線で運用される16両編成のN700系列が配置されている。所属表記は幹オサ

大阪台車検査車両所[編集]

JR東海が所有するすべての新幹線車両の台車検査を担う。

その他[編集]

  • JR東海が川崎重工業へ新幹線車両の製造を発注していた頃は同社で落成した車両は鳥飼まで陸送していた。
  • 当基地の西側を大阪モノレール本線が通過しており、モノレールの車窓から留置中の新幹線車両を見る事が出来る。なおモノレール計画が具体化する前、摂津市はJRへ基地内へ駅を設置して旅客営業を行ってほしいと要望を出していた。
  • 当基地へ入出庫する500系・700系レールスター・N700系7000・8000番台の運転業務はJR東海の乗務員ではなく、JR西日本の乗務員が担当している。