長崎本線同線侵入事故
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長崎本線同線侵入事故(ながさきほんせんどうせんしんにゅうじこ)とは、JR九州長崎本線の肥前竜王駅で発生した同線侵入事故である。
概要[編集]
長崎本線の肥前竜王駅で博多駅発長崎駅行きの特急かもめ19号(787系7両編成)が同駅の待避線に進入、同駅の待避線に停車していた長崎駅発博多駅行きの特急かもめ20号(885系6両編成)の93m手前で停車した。かもめ19号は同駅直前にあった信号のところで異音を感知したため緊急停止した。この間に肥前鹿島駅で入れ替えを行う予定だったかもめ20号が同駅に先に到着した。その後、列車を発車させるが、待避線側に向いていた分岐点に進入したため、列車は待避線に進入した。かもめ19号の運転士がこれに気付き緊急停止したため正面衝突は無く、乗客・乗員約230名にけがは無かったが、一歩間違えれば大惨事になっていたため問題視され、事故の原因調査が行われた。原因調査が行われたため列車は運転を見合わせ、JR九州はバスによる代替輸送を行った。このため、上下線の特急・普通合わせて32本(特急19本、普通13本)が運休、17本(特急6本、普通11本)が遅延し、約6000人に影響した。
脚注[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
鉄道での事件・事故 |