近鉄特急アーバンライナー列車踏切事故
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近鉄特急アーバンライナー列車踏切事故(きんてつとっきゅうあーばんらいなーれっしゃふみきりじこ)とは、近畿日本鉄道名古屋線津新町駅 - 南が丘駅間の踏切で発生した踏切障害事故である。
概要[編集]
三重県津市の近畿日本鉄道名古屋線津新町駅 - 南が丘駅間の踏切にて、下り線を走行していた近鉄名古屋発近鉄難波行き特急(名阪ノンストップ特急、21020系「アーバンライナーnext」)が乗用車と衝突。2両目の側面へ衝突のため、空気制動管・抵抗器全壊 、モーター変形、全編成で高圧電流非通電の被害を受け、自走不能となった。この事故による死傷者はなし。当該車両は、津駅で運転打ち切りとなった後続の名阪乙特急の推進運転で明星検車区明星車庫へ送られ、その後は五位堂検修車庫に入場している。6月中旬に当該編成が営業運転に復帰するまでは、21020系が充当されている一部の名阪ノンストップ特急(甲特急)に21000系「アーバンライナーplus」が、21000系が充当されている一部の名阪乙特急に12200系や22000系「ACE」などの一般特急車両が代走することとなった。
事故原因は乗用車側の運転手(ボリビア人)の飲酒運転で、運転手は無免許であった。この事故で名古屋線津新町駅 - 伊勢中川駅間は同日夕方まで不通となり、不通の間全ての名阪特急は近鉄名古屋駅 - 津駅間、近鉄難波駅 - 名張駅間の運転とされ、名伊特急や急行以下の一般列車も全ての列車が近鉄名古屋駅 - 津駅・津新町駅間の運転とされた。これにより、乗用車側の運転手は列車往来危険罪および道路交通法違反(飲酒、無免許運転)の疑いで三重県警察津警察署に逮捕された。
脚注[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
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