赤紙がきた猫

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赤紙がきた猫』(あかがみがきたねこ)は、矢野満月の漫画作品。

週刊漫画TIMES』(芳文社)にて、2024年2月16日号(2024年2月2日発売)[1]から2026年2月13日号(2026年1月30日発売)[2]まで連載された。最終話の掲載号では雑誌の表紙を飾るとともに、巻頭カラーで掲載された[2]。単行本は既刊3巻(2025年10月時点)。

あらすじ[編集]

1944年(昭和19年)2月。

太平洋戦争のさなかではあったが、鈴野たまは東京から、見たこともない父の知り合いの息子・黒尾史郎に嫁ぐために函館へとやってきた。

慣れない土地に、夫にどう接して良いのか分からない夫婦生活とで孤独を感じていたたまは、野良猫を拾い、チャペと名付けて育てることで、心が救われる。

しかしこの頃の北海道では毛皮の材料として飼い犬を国に差し出しており、「猫の供出」も計画されていた。

登場人物[編集]

たま
旧姓・鈴野。
東京の生家が建物疎開で取り壊しになり、母親と弟たちは母親の実家へ疎開、父親は東京に残って仕事ということで、縁談が決まった。互いに面識は無かった。
義母や隣組奥様方の高速函館弁は理解できない。
黒尾 史郎(くろお しろう)
たまより7歳上。父親の会社に勤めている。弱視で眼鏡着用。このため徴兵検査は丙種合格であった。後に入営し、沖縄へ赴任する。
黒尾の家は、祖父(故人)が商売で成功しており、「ここらではなかなかの屋敷」に住む。たまと史郎は馬小屋を改修した離れ(風呂無し)で暮らす。
チャペ
雪に埋もれていたところをたまに拾われた子猫。なお、「チャペ」とは函館方言での「猫」のこと。たま、史郎の共通話題になり、相互理解のきっかけともなった。
かつて、史郎は「リキ」という名の犬を飼っていたが、毛皮用途として国に供出しており、別れが辛いからと、当初はチャペを飼うのにも反対していた。
黒尾 寅之介(くろお とらのすけ)
史郎の従弟。美男子。
「史郎にい」と慕う。

脚注[編集]

  1. 新連載「赤紙がきた猫」戦時中に猫を飼うのは非国民?猫との絆、命についてを描く”. コミックナタリー (2024年2月2日). 2026年1月2日確認。
  2. a b 矢野満月 [@yanomaan] (2026年1月30日). “本日発売の週刊漫画TIMESに「赤紙がきた猫」最終話が表紙&巻頭カラーで載っております”. 2026年1月31日確認。

外部リンク[編集]