ラーメン豚山

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
豚山から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

圧倒的な、中毒性。

小ラーメン(ニンニクヤサイアブラ)。

ラーメン豚山( - ぶたやま)とは、ギフトホールディングスが運営する日本二郎系ラーメン専門の飲食チェーン店である。通称「豚山」。

首都圏を中心に店舗を展開し、ラーメン二郎インスパイアのチェーン店として学生などに親しまれている。

概要[編集]

ラーメン豚山は、二郎系ラーメンの特徴である濃厚な豚骨スープ、たっぷりのヤサイ、極太麺、そして柔らかいチャーシューを提供するラーメンチェーンであり、特にガッツリとした食事を求める若者やラーメン愛好者に支持されている。その一方で二郎系ラーメンとしては珍しく店内の環境がかなり清潔に保たれており[1]、これまでの二郎系ラーメンではなかった一定数の女性客の取り込みにも成功している。

「二郎系ラーメン」と聞くと、高圧的な店主や呪文のように唱えられるコール(トッピングの注文)などのイメージによって初心者からの敷居が高いように思われがちであるが、ラーメン豚山では懇切丁寧にコールの掛け方が案内されており[注 1]、またスタッフについても接客がかなり丁寧である。コールを尋ねられるタイミングについても座席の番号で呼ばれるため、コールで過度に緊張する必要もない。このため、ラーメン二郎の直営店(いわゆる「直系二郎」)に足を運ぶのは怖いものの「二郎系ラーメン」に興味がある層の受け皿となっている[1][2]

運営元の株式会社ギフトホールディングスは、横浜家系ラーメンの「町田商店」や油そば専門店の「元祖油堂」など複数のラーメンブランドを展開しており、「ラーメン豚山」は町田商店に次ぐ第2のブランドとして位置づけられている。2022年末に発表された中期経営計画では、2025年までに売上高300億円、店舗数1,000店を目指す目標の一環として、ラーメン豚山の店舗拡大を進めている。また、ラーメン豚山のフランチャイズ展開開始とロードサイド店舗の新設についても公表されている[3]

メニュー[編集]

「当店の小ラーメン等の小サイズは 普通のラーメン屋さんの大盛ほどあります」と店内や公式HPにもあるように、二郎系らしく小ラーメンでも十分量が多い。調子に乗って大ラーメンを頼んで残してしまった場合はお察しください。……とまでは行かないものの、それでも量は普通に多いため注意が必要だ。

ラーメン[編集]

ブタ 麺量125g
(ミニ)
麺量250g
(小)
麺量375g
(大)
2枚 ミニラーメン
950円
小ラーメン
1,000円
大ラーメン
1,100円
5枚 ミニぶた
1,200円
小ぶた
1,250円
大ぶた
1,350円
8枚 ミニぶたタブル
1,400円
小ぶたダブル
1,450円
大ぶたダブル
1,550円

汁なしラーメン[編集]

ブタ 麺量125g
(ミニ)
麺量250g
(小)
麺量375g
(大)
2枚 ミニ汁なし
1,050円
小汁なし
1,100円
大汁なし
1,200円
5枚 ミニぶた
1,300円
小ぶた
1,350円
大ぶた
1,450円
8枚 ミニぶたタブル
1,500円
小ぶたダブル
1,550円
大ぶたダブル
1,650円

つけ麺[編集]

ブタ 麺量125g
(ミニ)
麺量250g
(小)
麺量375g
(大)
2枚 ミニつけ麺
1,050円
小つけ麺
1,100円
大つけ麺
1,200円
5枚 ミニぶた
1,300円
小ぶた
1,350円
大ぶた
1,450円
8枚 ミニぶたタブル
1,500円
小ぶたダブル
1,550円
大ぶたダブル
1,650円

冷やし中華[編集]

6月1日から9月30日までの夏季期間において、限定メニューとして冷やし中華がある。

ブタ 麺量125g
(ミニ)
麺量250g
(小)
麺量375g
(大)
2枚 ミニつけ麺
1,150円
小つけ麺
1,200円
大つけ麺
1,300円
5枚 ミニぶた
1,400円
小ぶた
1,450円
大ぶた
1,550円
8枚 ミニぶたタブル
1,600円
小ぶたダブル
1,650円
大ぶたダブル
1,750円

サイドメニュー[編集]

  • 麺増し125g:通常価格 100円
  • ライス:通常価格 150円
  • 大ライス:通常価格 200円

トッピング[編集]

  • うずら5個:通常価格 100円
  • 生玉子:通常価格 50円
  • 粉チーズ:通常価格 100円
  • 豚1枚:通常価格 100円
  • 味玉:通常価格 100円
  • 辛ニラ:通常価格 100円
  • 白髪ネギ:通常価格 100円
  • 肉あぶら:通常価格 150円
  • マヨネーズ:通常価格 50円
  • ぶっカリー:通常価格 100円

このほかかつては「旨辛くん」が提供されていたが、2024年ごろに販売を終了した[4]

ドリンク[編集]

  • 黒ウーロン茶:通常価格 200円

このほか店内には製氷機付きのウォーターサーバー(無料)が設置されている。

その他[編集]

  • お持ち帰り豚200g:通常価格 500円

脚注[編集]

出典
  1. a b 落合 りょう(落合のワイフ) (2023年4月14日). “【二郎系】を食べたいけど、色々怖いわ~って人におすすめの神ラーメン店「豚山」”. note. 2025年7月22日確認。
  2. 豚山はうまいのか、まずいのか?実際の評判を解説!”. Ramenラボ. 2025年7月22日確認。
  3. “2023年10月期 決算説明資料” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 株式会社ギフトHD, オリジナル2024年9月14日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20240914121114/https://pdf.irpocket.com/C9279/FpHG/tuf8/GKQw.pdf 2025年7月22日閲覧。 
  4. まにっち【公式】 (2024年3月12日). “ラーメン豚山でリニューアルしたと言う『味付けネギ』を食べてみた!今日のアレは無限花かつお!?の巻”. アメーバブログ. 2025年7月22日確認。
注釈
  1. 座席前のカウンター部には注文例付きでコール表が掲示されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]