西武安比奈線
ナビゲーションに移動
検索に移動
安比奈線(あひなせん)とは、埼玉県川越市の南大塚駅と安比奈駅を結んでいた西武鉄道の鉄道路線(廃線)である。
概要[編集]
入間川で採取された砂利の輸送を目的として建設された路線だが、入間川での砂利採取が禁止されると運ぶものが無くなって1963年(昭和38年)以降休止線となった。
1980年代に入ると新宿線の複々線化に伴う増備車両の収容先となる新車両基地建設候補地に安比奈駅周辺が浮上。同時に安比奈線を旅客線として復活させる構想も出たが、複々線化計画の無期延期からの中止で安比奈車両基地・旅客線化構想も立ち消えとなった。
川越市の総合計画の中には旅客線化構想が残っていたが、西武鉄道は2016年(平成28年)に南入曽車両基地の増強などで不要になったとして車両基地計画廃止を発表。翌2017年(平成29年)、安比奈線は廃線となった。線路設備は休止以降ほぼメンテナンスがされておらず、仮に車両基地建設・旅客線化が行われたとしても、設備は全て引き直しになっていた可能性が高い。
駅一覧[編集]
駅一覧[編集]
駅名 | 累計キロ | 接続路線 |
---|---|---|
南大塚駅 | 0.0 | 西武鉄道:新宿線 |
安比奈駅 | 3.2 |