統合失調症
統合失調症(とうごうしっちょうしょう,英:Schizophrenia )は、思考や行動、感情の統合が失調する精神障害とされ、[1]いわゆる三大精神病の一つである。
統合失調症スペクトラム障害[編集]
統合失調症スペクトラム障害の中心は、次の5つの症状である。
大分類 | 小分類 | 症状 | 期間 |
---|---|---|---|
統合失調症スペクトラム障害 | 統合失調症(F20) | 5症状のうち2つ以上が現れており、かつ、それらのうち最低1つは妄想・幻覚・思考障害のどれか | 6ヶ月以上 |
統合失調感情障害(F25) | 統合失調症と共に、うつ病や躁病が現れる | 特になし | |
統合失調症様障害 | 5症状のうち2つ以上が現れている | 1~6ヶ月 | |
短期精神病性障害 | 陰性症状を除いた4症状のうち1つ以上が現れている | 1日-1ヶ月 | |
妄想性障害(F22) | 妄想だけが現れている | 1ヶ月以上 | |
統合失調型パーソナリティ障害(STPD,F21) | 対人関係での苦手さ、風変わりな行動など | 2年以上 |
症状[編集]
統合失調症に共通する症状は、思考や行動、感情の統合が失調することである。 ここではウィキペディアの分類に基づいているが、MSDマニュアルでは、陽性症状、陰性症状、解体症状、認知症状の4種類に分類されている。[2]詳しくは、#MSDマニュアルを参照。 統合失調症の症状は大きく3種類に分類され、
がある。
1973年のWHOの研究では、最もよく見られる症状は幻聴または関係念慮で患者の約70%に認められた。[3]
陽性症状[編集]
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急性期に重く多くなる症状である。
思考障害[編集]
妄想[編集]
程度が軽いものは念慮として扱われる。1人の患者においてこれらすべてが見られることは稀である。妄想は突発的に起こることもあれば、数週間をかけて形成されていくこともある。
- 被害妄想 - 薄弱な根拠に基づいて自分に対して何らかの危害が加えられていると思い込む妄想。
- 注察妄想 - 監視関連の妄想。
- 追跡妄想 - 誰かに追跡されていると思い込む。
- 関係妄想 - 本人には無関係の周囲の人々の言動を自分に関係づけて考える妄想。
- 誇大妄想 - 自分は実際の状態よりも偉大であると考える妄想。
- 微小妄想 - 自分は実際の状態よりも劣っていると考える妄想。
その他[編集]
- 注意・集中力の低下 - 目の前の仕事や勉強に集中できなくなったり、より重くなると、テレビを視聴したり、新聞記事を読むことが困難となったりする。ここではウィキペディアに基づいて陽性症状に含めているが、認知機能障害にも含まれる。
知覚の障害[編集]
幻覚の原因は、一説には自己モニタリング機能の障害と言われている。[4]
自我意識の障害[編集]
一説には自己モニタリング機能の障害と言われている。[4]なお、「自我意識の障害」という節に含まれるものの場合、離人症以外は思考障害にも含まれる。
- 考想奪取 - 自分の思考が何らかの力により奪われていると感じる。
- 考想伝播 - 自分の思考が他人に伝わっていると感じる。
- 自生思考 - 常に頭の中に何らかの思考があり、自らの意志では抑えることができない。重度では頭の中がとても騒がしく落ち着かない状態となる。
- 強迫思考 - ある考えをしないと気がすまない、考えたくもない、あってはならない考えが不自然に浮かび上がり、他人に考えさせられていると感じられるような尋常ではない状態である。妄想的な信条の形を取ることもある。
- 離人症
その他[編集]
- 興奮 - 躁状態に似ている。緊張病的な症状である。
- 昏迷 - 意識障害なしに何の言動もなく、外部からの刺激や要求にさえ反応しない状態。表情や姿態が冷たく硬質な上、周囲との接触を拒絶したり、(拒絶症)、終始無言であったり(無言症)、不自然な同じ姿勢をいつまでも続ける(カタレプシー)。緊張病的な症状である。
- 拒食 - 食欲が低下する。
陰性症状[編集]
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思考障害[編集]
- 常同的思考 - 興味の対象が少数に限定されている。無意味な思考にこだわり続けている。興味の対象が少数に限定されていることについては、当人にとっては切実なのだが、「プリンプトン322が」「原始ピタゴラス数が」とか言ってたらアブナイ人扱いされるだろうが、「数学月間の会」あたりだと、一時間でも二時間でもマジメに話を聞いてくれて、きっちりツッコミを入れてくれるヒトがフツーにいるので、「単にマジメに話を聞いてくれる人との繋がりがなかっただけ」である可能性もある。
- 抽象的思考の困難 - 物事を分類したり一般化することが困難であり、会話の比喩などの抽象的な言い回しが使えなかったり、理解できなかったりする。例えば、会話の隠喩や皮肉や当てこすりなどに追随するのが困難。
コミュニケーション・感情の障害[編集]
- 自閉 - 他者との言語的なコミュニケーションがとりづらくなる。社交性が低下する。
- 感情の平板化(感情鈍麻) - 喜怒哀楽の表情が貧しくなり、他者の感情表現に共感することも少なくなる。表現力が喪失する。
- アンヘドニア
- 疎通性の障害 - 統合失調症では、心の理論に問題が生じることがある。[5]
- 緘黙 - あらゆる場面、あるいは特定の場面においてのみ、言葉を発しない状態。場面緘黙症に類似した状態になることもある。緊張病的な症状である。
- カタレプシー - 受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態。緊張病的な症状である。
意志・欲望の障害[編集]
- 自発性の低下 - 自分ひとりでは何もしようとせず、家事や身の回りのことにも自発性がない。
- 意欲の欠如 - 頭ではわかっていても行動に移せず、行動に移しても長続きしない。自発的に何かを行おうとすると邪魔をされるため、意欲がなくなってしまうというのもある。
- 無関心 - 世の中のこと、家族や友人のことなどにも無関心でよく知らない。
- 外出意欲の低下(引きこもり) - 外出意欲が低下し、引きこもりの原因になる。
その他の症状[編集]
認知機能障害[編集]
統合失調症の中核をなす基礎的な障害である。認知機能には、記憶力・集中力・注意などの基本的な知的能力から、計画・思考・判断・実行・問題解決などの複雑な知的能力までが含まれる。認知機能が障害されるため、社会活動全般に支障を来たす。疾患概念より障害概念に近いものとして理解されている。この障害のゆえに、作業能力の低下、臨機応変な対処の困難、新しい環境に慣れにくいこと、経験に基づく問題解決の困難などが起きる。ディスレクシアに類似した症状が起きることがある。
感情の障害[編集]
- 一般的に、統合失調症の患者の中には、理性および感情面で、敏感と鈍感の共存状態に陥る例が多く認められると言われる。抑うつ、不安感、緊張感、焦燥感、挑戦的行動が生じることがある。
- 抑うつの場合、統合失調症後抑うつ(F20.4)は、急性期の後に出現することが多く、自殺などを招くことがある。急性期を脱した20%から50%に出現する。
不眠[編集]
統合失調症では83%が不眠症状をきたし、再発の兆候として最も見られる症状である。
連合弛緩[編集]
思考が脈絡なく飛躍する。
両価性[編集]
相矛盾した心的内容を同時に持つこと。
パニック発作[編集]
統合失調症者はパニック障害に類似のパニック発作が起こることがある。
病識欠如[編集]
「自分は統合失調症である」という病識に至らないこと。単純型以外の型ではとても多くみられる。単純型ではあまりみられない。精神病未治療期間が長い場合に起きやすい。病識がない場合、治療にかなり支障をきたすこととなる。
症状区分の違い[編集]
MSDマニュアル[編集]
MSDマニュアルでは、注意・集中力の低下と認知機能障害、抽象的な思考の困難などは認知症状に含まれ、連合弛緩、両価性などは解体症状に含まれる。
経過[編集]
4段階[編集]
こちらのほうがより一般的な分類である。 統合失調症は障害の経過により、前駆期(前兆期)・急性期・消耗期(休息期)・回復期に分けられる。
- 前駆期 - 数日~数週間の範囲しか続かない急激な前駆期もあれば、1年以上になることもある潜行的な前駆期もある。当人は何の自覚症状も無いケースもあるが、社会的能力の障害、軽度の認知的解体または知覚の歪み、喜びや快感、経験能力の低下、全般的な対処能力の欠如などを呈する。統合失調症と診断された後に振り返って初認識されるレベルの軽度のケースもあれば、以前から社会的・学業的、職業的機能障害として顕著であった場合もある。
- 急性期 - 陽性症状が多く重い時期。しかし、この時期にも陰性症状は起きている。
- 休息期 - 急性期を経た後、身体的・精神的に消耗した状態になる時期。陰性症状が目立つ。
- 回復期 - リハビリなどを行う時期である。
5段階[編集]
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MSDマニュアルなどで行われている。 前駆期、進行前駆期、精神病早期、中間期、疾患後期がある。
歴史[編集]
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- 2002年、日本精神神経学会は精神分裂病には差別的な意味合いが包含されているとして、日本精神神経学会の決議で、同学会における用語を「統合失調症」に変更した。同月、厚生労働省が新名称の使用を認め、全国に通知した。User:早朝の掃除屋さんによると、この名称は当事者からは「分裂失調症」と嘲られているらしい。なお、この精神分裂病は精神機能の分裂のことであり、精神そのものが分裂するわけではない。
疫学[編集]
- 生涯有病率は英国国立医療技術評価機構によれば約0.85%であり、稀な病気ではない。[6]WHOによれば約0.3~0.5%である。[7][8][注 1]MSDマニュアルによれば約1%である。[2]
- 思春期の後半から20代に発症が最も多く見られる。[7]幼児期の発症は稀である。[2]
- 統合失調症患者の寿命が一般人口と比べて平均10年短くなる。[7][2]これは、心血管疾患、代謝疾患、感染症などの身体的疾患が原因であることが多い。[7]特に心血管疾患は多い。[9]
- 患者の生涯自殺率は10%以上で、これは一般人口の12倍の値であり、[10]およそ5%が自殺を完遂する。[2]MSDマニュアルによれば約20%で自殺企図がみられる。[2]
- 陰性症状が少ないこと、認知機能障害が軽いこと、統合失調感情障害以外の気分障害の家族歴があること、発病が遅いか突然であること、無治療期間が短いことは、予後良好因子である。[2]
- 陰性症状が多くみられること、認知機能障害の症状が重いこと、発症年齢が低いこと、強迫症状、無治療期間が長いことは、統合失調症の家族歴は、予後不良因子である。[2]
- 有病率は男女間で同等だが、女性のほうが発症は遅い傾向にある。[2]
下位分類[編集]
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以下はICD-10における下位分類である。
- 妄想型統合失調症(F20.0)
- 連合障害や自閉などの基礎症状が目立たず妄想・幻覚が症状の中心である。発症は比較的遅い。
- 破瓜型統合失調症(F20.1)
- 思春期や青年期に好発とされる。感情や意志の鈍麻が主症状で慢性に経過し、人格荒廃に陥りやすい。
- 緊張型統合失調症(F20.2)
- 筋肉の硬直症状が特異的であり、興奮・昏迷などの症状を呈する。
- 単純型統合失調症(F20.6)
- 妄想・幻覚はないかわずかである。破瓜型の亜型に含めるケースもあるが、破瓜型に比べ内省的で病識の欠如が稀であるとされる。
- 型分類困難な統合失調症(F20.3)
- どの亜型にも当てはまらないか、二つ以上の亜型の特徴を示す。
病因[編集]
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原因は不明であり、いずれの仮説も仮説の域を出ない。仮説としては、 「神経伝達物質のドーパミンの過不足による認知機能不全が関係している」という説が有力であるが、批判も多い。2008年の『統合失調症治療ガイドライン』では、ストレス脆弱性モデルと、生物学的モデルに基づいている。[11]
リスク因子[編集]
- 環境要因としては、社会的下層階級[12][2]、出生時の合併症[13]や父親の高齢[注 2][14]、冬生まれ[15]、妊娠中の大きなストレス[16]や幼年期に於ける飢餓[17]、毒素への曝露[18]、薬物乱用[19]、トキソプラズマの感染[20]、低い日照量、[21]低い土壌中のセレン濃度[21]、在胎児・出生時・または分娩後の感染症[22]、小児期の心的外傷・ネグレクト[2]、ウイルス性中枢神経系感染症[2]などが有意に統合失調症発症リスクを増加させるものとしている。
- 統合失調症患者では滑動性追跡眼球運動の異常,認知および注意の障害,ならびに感覚ゲーティングの障害が一般集団より多くみられる。[2]
ストレス脆弱性モデル[編集]
個体の抗病的閾値が低下し、これにストレスが脆弱性の閾値を超えると発症されるとされる。
遺伝的な要素[編集]
統合失調症の遺伝率は、双子研究のメタ分析によると、約80%と高い。[23][注 3]遺伝率は研究によってばらくつが、1990年以降の論文では80%以上の高い値を示すものが多い。[23]脳科学辞典の統合失調症関連遺伝子も参照。進化精神医学では、統合失調症を進化論の観点から説明しようとする。
PACAP遺伝子との関連[編集]
神経伝達物質の一種であるPACAP遺伝子の多型が統合失調症と有意に関連していることが示された。これはPACAPシグナル伝達の変化が統合失調症の病因に寄与している可能性があることを示唆している[24]。PAC1受容体の活性化を促進させるミノサイクリンが統合失調症への有効性が実証された[25][26]。
カルシニューリン系遺伝子の異常[編集]
カルシニューリンは中枢神経系に多く発現している酵素で、グルタミン酸やドーパミンによる神経伝達を調整する作用がある。統合失調症には、複数のカルシニューリン系遺伝子の変異が関与している可能性があることが発見された[27]。
単一精神病仮説[編集]
統合失調症、気分障害、自閉スペクトラム症、ADHDなどの精神疾患が、共通の遺伝子を原因に発症するとする仮説。近年の遺伝子解析技術の進歩で、精神疾患の遺伝子が疾患群で共通することが分かってきており、再び脚光を浴びるようになってきている[28]。
ドパミン仮説[編集]
中脳辺縁系におけるドパミンの過剰が、陽性症状に関与しているという仮説。[29]ドパミンD2受容体アンタゴニスト作用のあるクロルプロマジンが、陽性症状に有効であるため提唱された。ドパミンD2ファミリに異型が発見されたことにより、臨床医や神経生物学者から批判が多い。この仮説の内容については、脳科学辞典のドーパミン仮説を参照。
グルタミン酸仮説[編集]
PCPの乱用が流行した際、一時的に統合失調症に似た症状を誘発させ、後にNMDA受容体アンタゴニスト作用によるものだと考えられた。[29]この仮説の内容については、脳科学辞典のグルタミン酸仮説を参照。
ミクログリア仮説[編集]
ミクログリアによる過剰なシナプス剪定が原因であるとの仮説がある[30]。実際に、最も一般的なミクログリア抑制剤として知られているミノサイクリンが統合失調症に有効であることが示されている[31]。またミノサイクリンは、統合失調症の予防効果も示されている[32]。
食物[編集]
jawp:統合失調症の原因#胎児期のビタミンD欠乏仮説、jawp:統合失調症の原因#アドレノクロム仮説、jawp:統合失調症の原因#脂肪酸仮説についてはウィキペディアを参照。
グルテン[編集]
小麦などに含まれるグルテンが、エクソルフィンを介して、統合失調症の原因もしくは悪化の要因になるという仮説である。古くからある仮説である。穀類除去食を食べた患者は隔離病棟からの退室が早いことが研究で示唆されている(F.C.Dohan, 1976)[33][34]。。
治療[編集]
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英国国立医療技術評価機構のガイドラインによれば、第一選択肢は経口抗精神病薬と心理療法(個別認知行動療法および家族介入)の両方を行うことを提案している。
薬物療法[編集]
陽性症状に対する対症療法である。抗精神病薬は、定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬に分類される。
症例[編集]
これは1編集者の私見。(編集者:早朝の掃除屋さん)
「まじめに話を聞いてくれる人がいない」というケースはかなり多そうだ。そのために「コミュニケーション障害(コミュ症)」とされることもあり、「まじめに話を聞いてくれる人」のところに押しかけてくることも多く、家族も「厄介払い」的に押しつけようとするため、深夜に電話を架けてくる奴もおり、被害者の家族も「恋人から電話だよ(笑)」みたいに押しつけられたりする。
そんなわけで、後輩が いきなり連絡してきて「是非とも御礼をしたい」「お好きなお店でどうぞ」というのだが、どうも風情がおかしいので近所の定食屋に行ったら相手は座布団も当てずにどんどん注文をし、本人はビールにも口をつけなければ料理にも手をつけない。こうなると「怪しいな」と思うのだが、勘定を済ませようとしたら帰りの電車賃も持っていない。それで「御礼をしたいという気持は伝わったでしょう?」という経験をしたことがあった。とはいえ相手は病識もなければ加療もされておらず、家族などからも疎まれていたため私に押しつけられたらしい。
近年の精神科のクリニックは、コンサルティングは「正直勘弁してほしい」ので薬物療法が主体であり、都道府県知事の決済を受けて強制入院とかになりそうだが、知事もそういう面倒臭い案件にはなかなか判子は押さない。
そうなると「まじめに話を聞いて、精神科のクリニックを受診し、薬物療法を受ける」ことを納得させられる人物が期待されていると思うのだが、当事者としてはプライドがあるので聞き耳を持たない(T_T)。
その点、病識があって精神科のクリニックを受診して薬物療法を受けていて手帖持ちのひとは、むしろ健常者よりも付合いやすい。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ https://www.jspn.or.jp/modules/advocacy/index.php?content_id=59
- ↑ a b c d e f g h i j k l m “統合失調症”. MSDマニュアル プロフェッショナル版.
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- ↑ a b 浅井智久; 丹野義彦 (2010). “声の中の自己と他者 -幻聴の自己モニタリング仮説-”. 心理学研究 81 (3): 247-261. .
- ↑ 鈴木美央; 田上美千佳; 森千鶴 (2023). “統合失調症者の「心の理論」における他者の意図の推論機能と精神症状の関連”. 日本看護科学会誌 43: 520-528. .
- ↑ CG178: Psychosis and schizophrenia in adults: treatment and management (Report). 英国国立医療技術評価機構. (2014-02-12) .
- ↑ a b c d “Schizophrenia”. WHO.
- ↑ 世界保健機関 1998, Chapt.3.1.
- ↑ 三澤史斉 (2015). “統合失調症患者におけるメタボリックシンドロームと心臓突然死”. 臨床精神薬理 18 (1): 61-67 .
- ↑ 世界保健機関 1998, Chapt.4.1.
- ↑ 精神医学講座担当者会議(監修)・佐藤光源、丹羽真一、井上新平(編集) 『統合失調症治療ガイドライン』 医学書院、2008年、第2版。ISBN 978-4-260-00646-0。
- ↑ 世界保健機関 1998, Chapt.3.3.
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参考文献[編集]
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