第一京浜国道
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第一京浜国道 (だいいちけいひんこくどう) とは、国道15号に指定されているバイパス道路である。
概要[編集]
東海道の東京〜神奈川間に沿って作られた国道。起点は東京都中央区日本橋交差点、終点は神奈川県横浜市神奈川区青木通交差点。通過自治体は中央区、港区、品川区、大田区、川崎市、横浜市。
港国道である、羽田空港に至る国道131号や、川崎港に至る国道132号は、この第一京浜国道から分岐している。
詳細は「国道15号」を参照
歴史[編集]
1885年、この道路が明治1號國道(めいじ1ごうこくどう)、すなわち国道1号に指定された。このときの第一京浜は「京濱國道」と呼ばれる。
このときの京濱國道は狭く、交通量も増加しており交通事故の問題が浮上してきた。そのため、新たな道路を作ることに着手される。1918年から1930年に渡って行われた。
当時は鉄道との交差をすべて立体交差にしたり、電柱を無くす計画でいたが、平面交差が残る部分があったり、電柱も完全には無くならなかった。そのためあまり意味がなかった改築だったのである。
その後も交通量は増え続け、交通事故の問題も無くならなかったので、1934年から1949年にかけて、「新京濱國道」の工事が行われた。これが現在の第二京浜国道である。当時京濱國道に指定され、国道1号と重複していた国道36号のルートが新京濱國道に指定される。
その後1952年、第一京浜国道の区間が国道15号に指定される。同時に、第二京浜国道が国道1号に指定された。本来なら番号が逆な気がする。