立ち食いそば御三家
立ち食いそば御三家(たちぐいそばごさんけ)とは、日本の立ち食いそば界のビッグスリーのこと[1]。
日本において立ち食いそばはファストフードとして長きにわたって愛され続けている[1]。立ち食いそば店は日本全国に無数に存在するが、その中でも以下の3つのチェーン店を「御三家」と呼ぶことがある[1][2][3]。
この3系列が日本の立ち食いそば店としては圧倒的勢力を誇っていると言われている[1]。
名代富士そば[編集]
名代富士そば(なだい ふじそば)
「名代」は「有名で世間に名前がよく知られていること」の意味。創業者・丹道夫が「富士山の様に立派で有名な立ち食いそば店にしたい」という想いで命名した[1]。
一般的な富士そばでは「ソバ粉4割、小麦粉6割」の比率で蕎麦を製造している[1]。しかしながら、富士そばではメニュー開発が各店舗の店長に任されているため、慶應三田店ではソバ粉比率8割のそばを提供していた[1]。なお、慶應三田店は2017年10月に閉店している[1]。
小諸そば[編集]
小諸そば(こもろそば)
1974年に1号店が開業。2024年10月時点では東京都を中心に55店舗を展開している。なお、屋号に反して長野県小諸市での出店は無い(2024年時点)[1]。
創業者が信州そばの研究をしており、次第に小諸市の住人とも交流を持つようになって、創業にあたって「小諸という名称を使って欲しい」と言ってくれたことがきっかけとなっている[1]。また、小諸市に店舗は無いが、2018年7月から小諸市内で自社畑を作ってソバ栽培を行っている[1]。
小諸そばで提供している蕎麦は、ソバ粉比率は8割を超えていると公表されている[1]。また、更科粉を用いている[1]。
ゆで太郎[編集]
ゆで太郎(ゆでたろう)
信越食品とゆで太郎システムの2社が同一屋号で運営している[1]。
1994年10月に1号店が開業[1]。信越食品系列の店舗とゆで太郎システム系列の店舗を合計すると2024年10月時点では開店予定の店舗も含め222店舗であり、「御三家」では最も店舗数が多い[1]。富士そばと小諸そばが首都圏を中心に店舗展開を行っているのに対し、ゆで太郎は北海道から九州まで26都道府県に出店している[1]。
各店舗でソバ粉と小麦粉から麺を作っている「自家製麺」を採用している。ソバ粉比率は、2014年7月に発表では5.5割となっている[1]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “うまくて安い立ち食いそば!【立ち食いそば御三家】といえば?”. ミドルエッジ (2024年10月27日). 2026年4月11日確認。
- ↑ “立ち食いそばの“新勢力”が増殖中! 「いわもとQ」「嵯峨谷」は何が違う?”. 日経XTREND (2016年2月4日). 2026年4月11日確認。
- ↑ 中澤星児 (2019年1月29日). “高コスパ激ウマそばチェーン『しぶそば』は立ち食いそばの「新御三家」になれるか? 立ち食いそば放浪記:第143回 渋谷『本家しぶそば』”. ロケットニュース24. 2026年4月11日確認。