白岡試単
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白岡試単(しらおかしたん)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が田端操駅 - 白岡駅間を、東北本線(東北貨物線)経由で不定期で設定している試運転列車(乗務員訓練)の通称である。上野統括センター田端乗務ユニット(旧:田端運転所→田端統括センター)の電気機関車乗務員養成のために設定される。
概要[編集]
東北本線の田端操駅(正式には田端信号場駅構内)と同じく東北本線の白岡駅との間で設定される。主に電気機関車の運転士養成を目的としていることから、黒磯訓練のような客車は用いられず、尾久車両センター所属の国鉄EF65形電気機関車の単機運転で実施される。運転される日については基本的に木曜日であり、およそ3週間に1回ほど施行される。
時刻表はおおむね固定されており、試単8633列車~試単8634列車で運行される[1]。
2024年(令和6年)4月25日の1115号機での運行を最後に、この白岡試単は運転されていない。
使用車両[編集]
- 国鉄EF65形電気機関車(JR東日本・尾久車両センター所属機)
- 2021年春のチキ工臨廃止以後は、短いホキ800形を牽引するのみの宇都宮配給や数少ない東高島工臨などのホキ工臨と、熱海試単またはこの白岡試単のみでEF65形が動くのみとなった。
- 有名撮影地である赤羽駅6番線ホーム先端では、特に夏休みなどの長期休業期間中に白岡試単が走行すると大挙して撮影者らが押し寄せ、混雑することがしばしばあった。
- 国鉄DE10形ディーゼル機関車(JR東日本・旧 宇都宮運転所所属機)
- 2010年代後半までは、宇都宮所属のDE10形の重連走行で運転されていた。
脚注[編集]
- 出典
- ↑ “白岡試単(往路)スジ 試単8633レ”. とれスジ (2022年6月9日). 2025年7月31日確認。
- 注釈