ド・ブロイ波またはド・ブロイ波長、物質波とは物質にも波としての性質があるという考えに基づく波のことである。この考え方は1924年にフランスの物理学者のルイ・ド・ブロイによって提唱された。
ド・ブロイのこの提唱によって、光が波と粒子の二重性を持つように、電子などの物質も波としてふるまうことがあるという量子力学の根幹につながった。
ド・ブロイ波の波長( λ {\displaystyle \lambda } )は以下のように定義される。
h {\displaystyle h} =プランク定数 p {\displaystyle p} =物質の運動量