永野芽郁不倫騒動
永野芽郁不倫騒動(ながのめいふりんそうどう)は、2025年に起きた、日本の芸能事務所・スターダストプロモーションに所属する女優・永野芽郁が起こした不倫騒動である。
概要[編集]
永野芽郁は、1999年9月24日生まれの女優で、小学校3年の時、東京・吉祥寺のサンロード付近で買い物中にスカウトされ、芸能界入りする[1][2][3][4][5]。子役として2009年公開の映画『ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル』でデビュー[6]。その後、数多くのドラマ、映画、CMに出演してきた。また、モデルとしても活動し、2010年からファッション誌『ニコ☆プチ』(新潮社)でレギュラーモデルを務め、2013年6月から[2]2016年3月まで[7]は姉妹誌『nicola』(新潮社)のモデル(ニコモ)を[8][9]、2016年8月から2019年まで雑誌『Seventeen』(集英社)のモデルを[注 1][10]それぞれ務めていた。
不倫相手とされる俳優の田中圭とは2021年10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』で共演[11]。のちの2025年に田中との不倫が報じられ[12]、これをきっかけに、これまで出演していたCMの動画削除やレギュラーラジオ番組の終了、決まっていたドラマの仕事の辞退など、これまで清純派のイメージで売っていた永野のイメージが大きく崩壊する事態となった。
経緯[編集]
不倫騒動の勃発[編集]
週刊文春の1度目の報道[編集]
2025年4月23日、『週刊文春』にて、俳優・田中圭および韓国人俳優・キム・ムジュンとの「二股不倫」が報じられた[12]。この報道に対し、永野と田中の双方の事務所は不倫関係を否定した[12]。キムの所属事務所も永野との熱愛関係を否定[13]。永野自身は、29日(28日深夜)放送のラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』冒頭でこの報道について触れ、「誤解を招くような軽率な行動」のあったことを認めて謝罪の言葉を述べた[14]。一方で田中自身は、5月2日に有料会員向けのブログで「誤解を招く軽率な行動」のあったことを認めて謝罪の言葉を述べた[15]。
週刊文春の2度目の報道[編集]
ところが、その後の2025年5月7日、『週刊文春』でこの騒動の続報が報じられた。内容は、永野と田中がLINEで親密なやりとりをしているというものだった[16]。この報道に関して永野の事務所は1度目の報道と同様に不倫関係を否定した上で、ファンや関係者に騒動を謝罪した[17]。一方で田中の事務所は「本人のコメントを信じたい」としていた[17]。
メディアへの影響[編集]
本騒動を受け、騒動前展開されていたネットCM全9社(アイシティ、JCB、三菱重工、サンスター、サントリー、モスフードサービス、NTTコミュニケーションズ、クラシエ、SK-II)からCM動画が5月17日までに全社削除され[18][19][20]、5月19日には、2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の降板[21][22]と『永野芽郁のオールナイトニッポンX』の降板・番組終了[23]が発表された。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 初登場は2016年9月号。
出典[編集]
- ↑ “16歳・永野芽郁、笑顔とマカロンあ・げ・る 映画「俺物語!!」来社PR”. スポーツ報知 (2015年10月31日). 2016年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月12日確認。
- ↑ a b “永野芽郁”. 映画.com. 2015年12月10日確認。
- ↑ 永野芽郁 [@mei_nagano0924] (2016年5月29日). “ここが私のスカウトされた場所😊 だけど、#靴が欲しい は関係ないわー!!笑”. 2019年9月12日確認。
- ↑ “永野芽郁は吉祥寺大好き、スカウトされた街”. Narinari.com (2017年4月2日). 2017年6月27日確認。
- ↑ “永野芽郁 ”. デ☆ビュー. オリコン. 2022年6月21日確認。
- ↑ “【今月の映画美少女】永野芽郁、久保田紗友らをチェック!”. MovieWalker (2015年10月2日). 2015年12月10日確認。
- ↑ “永野芽郁「幸せ」雑誌ニコラ卒業式で涙”. スポーツ報知. (2016年3月30日). オリジナルの2016年9月13日時点によるアーカイブ。 2016年3月31日閲覧。
- ↑ “永野芽郁©”. ニコ☆プチネット. 新潮社 (2013年5月21日). 2013年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月28日確認。
- ↑ “永野芽郁”. ニコラネット★ニコモ's FILE. 新潮社 (2016年3月26日). 2016年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月28日確認。
- ↑ “永野芽郁「セブンティーン」専属モデルの卒業を発表”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年4月30日) 2019年4月30日閲覧。
- ↑ “永野芽郁が主演 小説「そして、バトンは渡された」映画化「愛の種類を知って人とのつながりは強くなる」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年4月8日) 2021年4月16日閲覧。
- ↑ a b c “永野芽郁と田中圭の所属事務所が二股不倫報道を否定「誤解が生じてしまう行動」「友人関係です」”. 日刊スポーツ. (2025年4月23日) 2025年4月29日閲覧。
- ↑ “永野芽郁との交際をキム・ムジュン側否定 田中圭加え「二股不倫」報道 韓国メディアも報じる”. 日刊スポーツ. (2025年4月24日) 2025年4月29日閲覧。
- ↑ “不倫報道の永野芽郁 ラジオ生出演で謝罪「誤解を招くような行動、心から反省」「信頼を取り戻せるように」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2025年4月29日) 2025年4月29日閲覧。
- ↑ “田中圭が不倫疑惑報道について謝罪「誤解を招く軽率な行動となった事について、深く反省」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2025年5月2日) 2025年5月17日閲覧。
- ↑ “やっぱりあった「文春砲」続報 永野芽郁&田中圭、親密LINE暴露で思い出される「センテンススプリング」”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2025年4月29日) 2025年4月29日閲覧。
- ↑ a b “永野芽郁「交際の事実ない」事務所が田中圭との不倫疑惑を改めて完全否定 文春続報でLINE中身掲載も…”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2025-05 -08) 2025年5月19日閲覧。
- ↑ 永野芽郁「SK―II」も画像削除 騒動前9社あったCM動画や画像すべて取り下げ(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
- ↑ “永野芽郁 ネットCM全9社が削除 最後「SK―II」もトップページから取り下げ”. スポニチ. 2025年5月17日確認。
- ↑ “田中圭との二股不倫疑惑報道の永野芽郁、サンスター、JCBの公式サイトからCM削除相次ぐ”. 日刊スポーツ 2025年5月10日閲覧。
- ↑ “永野芽郁、大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演を辞退 NHKが発表”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年5月19日). 2025年5月19日確認。
- ↑ “大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演者の出演辞退の申し出について”. NHK (2025年5月19日). 2025年5月19日確認。
- ↑ “永野芽郁、冠ラジオ『ANNX』の降板発表&番組終了 今年3月末に就任も…先月放送時には“不倫騒動”を謝罪「誤解を招くような軽率な行動をした」”. ORICON NEWS (2025年5月19日). 2025年5月19日確認。