東和製作所 (バス停留所)

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株式会社東和製作所(とうわせいさくしょ、Towa Works Corporation)とは、東京都品川区東品川に本社をおく日本バス停留所標識の製造会社。

概要[編集]

主にバス停留所のポールやその関連標識の製造・販売・修繕管理などを請け負う。首都圏のバス停留所のポールを主に生産しており、特に小田急バス立川バスなどでは東和製作所製の停留所ポールや標識が多い。また、バス停留所ポールに限らずベンチや上屋補修、さらには他社製停留所ポールのメンテナンス事業なども行っている。

創業は1950年と歴史が長い。

製品一覧[編集]

バス停留所[編集]

電照標識[編集]

  • 二面内照式
3段式・両面の計6面板からなるポール。扉となる面板はスライド式で作業時間が抑えられる設計となっている[1]
内部の電球がLED式のタイプも取り揃えている。
  • 二面内照式(ワイド型)
二面内照式の横幅が少し大きいタイプ。A3サイズ(縦)の時刻表がぴったり入る寸法となっている[1]
内部の電球がLED式のタイプも取り揃えている。

非電照標識[編集]

  • TW-A型(両面扉)
東和製作所を代表するポール。ポール上部に取っ手のような飾りと、台座部分が逆三角形状になっているのが特徴。オプションで丸板を上部に取り付けたり側面にステッカーを貼付することも可能[2]
一般路線バスで用いられる三段タイプと、小規模な路線バスで用いられる二段WIDEタイプの2種類がある。
  • TW-M型(片面扉)
ポール上部が丸みを帯びているのが特徴。交建のしらゆり型にそっくりだが、足場の形状と段数が異なる[2]
コミュニティバスで主に使われており、二段タイプのみ存在する。
  • TW-M型(扉無し)
扉が無いため、主にタクシー乗り場などで使われる[2]
  • TW-I型(片面扉)
ポール上部が四角っぽいのが特徴。3段式の停留所より大きさが小さく、片面扉のため透明板は時刻表面のみであるためメンテナンスが簡単であることを売りとしている[2]
二段タイプのみ存在する。
  • TW-AC型(片面扉)
    特注型

一本柱型標識[編集]

  • アルミ一本柱型(通称:ダルマ型)
狭路の路線や降車場、コミュニティバス等で活躍する[3]。丸板に時刻表板を設置した、よくあるバス停留所のシンプルな形。
注文に合わせ、時刻表板をアルミ板にすることも可能。
コミュニティバスや発着回数が少ない郊外の停留所で主に使われている。

歴史[編集]

脚注[編集]

出典
  1. a b 電照標識”. 株式会社東和製作所. 2025年7月9日確認。
  2. a b c d 非電照標識”. 株式会社東和製作所. 2025年7月9日確認。
  3. 一本柱型標識”. 株式会社東和製作所. 2025年7月9日確認。
  4. 会社案内”. 株式会社東和製作所. 2025年7月9日確認。
注釈

外部リンク[編集]