手受け

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手受け(てうけ)とは、運賃を車内で収受するワンマン運転を行う路線バスや鉄道において、乗務員が乗客から直接運賃を受け取る行為。飲食店や物販店などにおいてはレジや端末に電子的な記録を伴う代金収受をすべきところを係員が直接的に現金を受け取ること。ここでは交通機関における手受けについて記述する。

概要[編集]

通常、運賃を車内で収受するワンマン運転を行う路線バス・鉄道において、運賃は車載の運賃箱に投入する。投入された運賃は専用の金庫に収納され、車両基地や営業所に戻って専用の納金機にセットしない限り中身は取り出せない。

何らかの理由によって運賃を直接投入できない場合に手受けが行われるが、横領の温床になるとして禁止している事業者が多い。

種類
  • 釣銭の用意
内規で禁止されていなければ特に問題はない。
  • 運賃箱の故障
故障の場合でも手受けは横領の温床になるとして禁止している事業者も多い。故障の場合、運賃は収受しない。
  • 多くの乗客をさばく
終点等多くの乗客が降車する地点の地上係員に運賃を手渡す。近年ではICカード対応などもあり、可搬式運賃箱を用意する場合も珍しくない。
  • 現金客が僅少
ジェイアール東海バスは高速バスのみを運行する事業者である。運行路線の大半が予約定員制のため、乗客の殆どが事前に乗車券を予約購入している。予約のない飛び込み客のために車両に運賃箱を設置してはいたが、利用者が1便あたり2件以下まで低下していたことから、2024年の新紙幣導入に伴う運賃箱の改修は行わず、予約のない乗客は運転士に現金で運賃を手渡す。
  • 不正行為
運賃箱方式の路線は運賃の投入がなければ乗車があったこと自体分からなくなる。そこに目をつけた乗務員が受け取った運賃を着服するという事件が過去に発生した。