成功のあまきかおり

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

成功のあまきかおり』(せいこうのあまきかおり)は、手塚治虫の短編漫画作品。

週刊少年ジャンプ』(集英社)の1972年12月18日・12月25日合併号に読み切り掲載された。

手塚治虫漫画全集』(講談社)239巻「ショートアラベスク」で単行本初収録されたが、その後書きにて「少年誌に本作を書いた理由は自分でもわからない」「駄作」と書いている。

2014年1月にHuman Art Theater主催により、手塚治虫ドラマシアターの第5弾として笹塚ファクトリー東京都渋谷区笹塚駅前)にて舞台版が上演された[1]

あらすじ[編集]

ちょっと未来の世界。女性男性よりも大きな体格となり、力強く、賢く、よくしゃべる。女性の給料は男性の給料の倍になり、あちこちの社長も女性ならば総理大臣も女性になった時代の話。

妻からの酷い扱いに夫は、「女を惹きつける薬」の実験台となった。薬を飲むとしきりにおならが出るようになった。そのおならの香りは何故か女性を魅了してしまう。

日本中の女性が夫を取り合うようになり、果てはハイジャック犯に拉致されてホノルルへ。なんとか逃げ出した夫は、ホノルル市の公会堂で疲労のために盛大なおならをして、会場は大変な事になってしまう。

脚注[編集]

  1. 手塚治虫ドラマシアター5”. Human Art Theater. 2025年11月21日確認。

外部リンク[編集]