悪魔の開幕
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『悪魔の開幕』(あくまのかいまく)は、手塚治虫の漫画作品。
『増刊ヤングコミック』(少年画報社)の1973年11月27日号に読み切り掲載された。
あらすじ[編集]
丹波内閣が成立してから3年。この間に日本国憲法は改憲され、自衛隊は軍隊になり、日本でも核兵器を製造するようになった。戒厳令が施行されて国民の夜間外出は禁止、あらゆるメディアや手紙は開封されて検閲され、国家による盗聴も行われるなど、日本国民は一切の自由を奪われていた。
そんな中、大学の電気科を卒業し、電気技師となっていた・岡重明は、尊敬する反政府活動家で反体制思想家の「先生」から呼び出され、岡の特技を活かした丹波首相の暗殺計画を持ち掛けられる。丹波首相が観劇する劇場に爆弾を仕掛け、爆殺するというものだった。
入念な準備を経て岡は爆弾をしかけることに成功し、決行日に劇場で爆弾が爆発する。岡は、丹波首相が劇場には行かなかったことをテレビニュースで知る。首相暗殺未遂事件を契機に、警察は野党勢力などを一斉に検挙し始めた。「先生」から指令を受けた岡は軽井沢の別荘へ隠れた。
別荘を訪れた「先生」に、岡は密告によって丹波首相は爆殺計画を知ったのだと語る。続いて、その密告者が「先生」であり、この事件の目的は丹波首相に反対する野党の一掃だったのだと語った。「先生」は殺し屋を連れてきており、岡はあっけなく撃たれてしまった。「先生」と殺し屋が帰ろうとしたとき、別荘に岡が仕掛けていた爆弾が爆発し、「先生」も殺し屋も血だるまとなった。
外部リンク[編集]
- 悪魔の開幕 - 手塚治虫公式サイト