天皇賞
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天皇賞(てんのうしょう)とは、日本中央競馬会が年に2回、春と秋に施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。通称は盾で、これは宮内庁から優勝楯が下賜されるため。
概要[編集]
春に京都競馬場で天皇賞(春)、秋に東京競馬場で天皇賞(秋)を施行する。どちらも芝の競走で、旧・八大競走に含まれる格式高い競走である。 2026年現在、中央競馬の重賞競走において同名の競走を年に2回施行するのはこの天皇賞のみとなっている。
現在の天皇賞は春が京都で3200m、秋が東京で2000mのレースをそれぞれ施行するが、1983年(昭和58年)までは秋の天皇賞も3200mで施行されていた。しかし日本競馬の国際基準への適合のため、1984年(昭和59年)より2000mでの施行となった。
また1980年(昭和55年)まで「勝ち抜き制」があった。これは一度春と秋どちらかの天皇賞で優勝した馬は以後天皇賞に出走することができないというもので、勝ち抜き制があった頃は天皇賞で優勝して引退する馬が多かった。
天覧競馬[編集]
天皇が競馬場に来場し、天皇賞を観戦されたのは全て東京開催の秋の天皇賞のみとなっている。
- 2005年(平成17年)第132回天皇賞(秋) - 天皇自身が競馬場を訪れて競馬を観戦されたのは1899年(明治32年)以来106年ぶり。優勝馬ヘヴンリーロマンスの鞍上を務めた松永幹夫は貴賓席に対し、馬上から最敬礼した。
- 2012年(平成24年)第146回天皇賞(秋) - 「近代競馬150周年」の副題が付されての開催。優勝馬エイシンフラッシュの鞍上を務めたミルコ・デムーロは貴賓席に対し、芝コースへ下馬して最敬礼を行った。本来はJRAの競馬施行規程で禁じられた後検量前のコース内での下馬に抵触する行為だが、裁決委員からの厳重注意のみで済んだ。
- 2023年(令和5年)第168回天皇賞(秋) - 「競馬法100周年記念」の副題が付されての開催。優勝馬イクイノックスの鞍上を務めたクリストフ・ルメールは担当厩務員と共に貴賓席に対して馬上から最敬礼した。