東京競馬場
| 施設情報 | |
|---|---|
| 通称・愛称 | 府中競馬場 |
| 所在地 | 東京都府中市日吉町1番地1 |
| 開場 | 1933年(昭和8年) |
| 所有者 | 日本中央競馬会 |
| 管理・運用者 | 日本中央競馬会 |
| コース | |
| 周回 | 左回り |
| 馬場 | 芝・ダート |
東京競馬場(とうきょうけいばじょう)は、東京都府中市にある中央競馬の競馬場である。敷地内にはJRA競馬博物館や乗馬センター、子供向けの遊具等が併設されている。
概要[編集]
現在の目黒区にあった目黒競馬場を移転する形で1933年(昭和8年)に開設された。東京優駿(日本ダービー)・優駿牝馬・秋の天皇賞・ジャパンカップ等を開催する競馬場として知られ、中央競馬におけるGIレースのおよそ3分の1が開催されている。特にダービーは東京競馬場の大規模な改修・改築工事等を行う場合も東京で開催できるよう開催時期を調節したり、ダービーが近い時期の工事を極力控えたりなどの日程調整が行われている。
芝コースとダートコースを併設する典型的な中央競馬の競馬場であり、外側から順に芝コース、ダート、障害コースが設置されている。
コース[編集]
開設に際し大日本帝國陸軍の要望で人工的に起伏を作った。
- 芝コース
最も外側にあるコース。主要4場(東京・中山・京都・阪神)の中で最も大きく、JRAの全10競馬場でも新潟競馬場に次ぐ大きさを誇る。幅は最大41mと広く、4通りのコース設定がある。
第1コーナーから向正面半ばまで高低差1.9mの長い下り坂が続いた後、第3コーナー手前で1.5mの上り坂、これを上り切ると短い平坦部分を挟んで下り坂になり、第4コーナーから上りに転じる。最後の直線部分には高低差2mの上り坂がある。
設定距離は以下の通り
- 1400m
- 1600m
- 1800m
- 2000m
- 2300m
- 2400m
- 2500m
- 2600m
- 3400m
- ダートコース
芝コースの内側にある。1周距離、ゴールまでの直線共に日本の競馬場で最大を誇るが、1600mのみ敷地の都合上スタートからしばらくは芝コースを走る。
起伏は芝コースとほぼ同じだが、最後の直線部分の坂は2.4mと大きくなっている。 設定距離は以下の通り
- 1200m
- 1300m
- 1400m
- 1600m
- 2100m
- 2400m
- 障害コース
ダートコースのさらに内側にある。スタート後に順周りで周回する周回コースのみで、8個の障害がある。
特に多くの来場者が詰めかけるダービー・秋天・ジャパンカップ開催日は障害コースの正面スタンド前にあたる部分を臨時の客席として開放することがある。
設定距離は以下の通り。
- 直線ダート
- 3000m
- 3100m
- 3285m
- 3300m
- 直線芝
- 3110m
- 3300m
なお3300mは芝・ダート共に2012年(平成24年)以降施行なし。
開催されるグレードレース[編集]
特記ないレースは古馬戦。3歳戦は騸馬出走不可。
- GI
- フェブラリーステークス(ダート)
- NHKマイルカップ(3歳牡馬・牝馬)
- ヴィクトリアマイル(牝馬)
- 優駿牝馬(オークス)(3歳牝馬)
- 東京優駿(日本ダービー)(3歳)
- 安田記念
- 天皇賞(秋)
- ジャパンカップ
- GII
- 青葉賞(ダービートライアル)(3歳)
- フローラステークス(オークストライアル)(3歳牝馬)
- 京王杯スプリングカップ(古馬)
- 目黒記念(古馬)
- 毎日王冠
- アイルランドトロフィー(牝馬)
- 富士ステークス
- 京王杯2歳ステークス(2歳)
- アルゼンチン共和国杯
- 東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳)
- GIII
- 根岸ステークス(古馬・ダート)
- 東京新聞杯(古馬)
- クイーンカップ(3歳牝馬)
- 共同通信杯(3歳)
- ダイヤモンドステークス(古馬)
- エプソムカップ(古馬)
- 府中牝馬ステークス(牝馬)
- サウジアラビアロイヤルカップ(2歳)
- アルテミスステークス(2歳牝馬)
- 武蔵野ステークス(ダート)
その他[編集]
- 府中の大欅
第3コーナー付近に生えている大きな木。大欅と呼ばれているが生えているのは欅ではなく榎である。
この大欅の下には井田摂津守是政の墓所がある。過去に伐採しようとしたが、井田氏の子孫が日本刀を持ち出して振るう程の猛抗議をしたために伐採を断念し、史跡として保存されている。
- 府中千八展開要らず
大橋巨泉が作った格言。これは東京1800mコースはコースの設計上、どの馬も不利を受けにくく、殆どの距離適性を持つ馬が走れる距離でもあるため、紛れが起きにくいことによる。