大阪市場駅
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大阪市場駅 - 廃 おおさかしじょう Ōsakashijō | |
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所属事業者 | 日本国有鉄道 |
路線 | 大阪環状線(大阪臨港線) |
前後駅 | 野田 >> 大阪市場 |
駅構造 | 地上駅 |
開業 | 1931年(昭和6年)11月1日 |
廃止 | 1984年(昭和59年)2月1日 |
所在地 | 大阪府大阪市福島区野田一丁目 |
大阪市場駅(おおさかしじょうえき)は、かつて存在した日本国有鉄道の貨物駅である。
概要[編集]
大阪市中央卸売市場本場へ各地から運ばれてくる水産物・青果物を取り扱っていた貨物駅で、野田駅から分岐する貨物支線の終着駅だった。この支線は当初西成線の支線だったが、大阪環状線の開通後は同線の支線として扱われるようになった。
市場の中の線路配置は極めて特徴的で、平仮名の「て」の字型に線路が配置されていた。市場駅に到着した貨車は直線の行き止まりの線路に入った後、そこで折り返して曲線の線路へ入って荷役を行っていた。
物流の鉄道から自動車への転移に伴って取扱貨物量が減少し、1984年(昭和59年)2月1日に書類上は廃止。野田駅の側線扱いとして営業を継続するも、1985年(昭和60年)3月14日に正式に廃止された。
駅跡地[編集]
駅廃止後、市場の改修工事が行われた関係で駅の痕跡はほぼ残っていない。ただし駅へ通じていた線路跡の一部が遊歩道となっている。