大橋由香子
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大橋 由香子(おおはし ゆかこ、1959年 - )は、フリーライター、編集者。
東京都大田区生まれ[1]。上智大学文学部社会学科卒業。『日本読書新聞』『新地平』『翻訳の世界』編集部に勤務[2]。2人目の出産を機にフリーランスの編集者・ライターとなる[1]。光文社古典新訳文庫の創設時スタッフでもある[3]。
1982年から「82優生保護法改悪阻止連絡会」(1996年に「SOSHIREN 女(わたし)のからだから」に名称変更)に出入りする[4]。「SOSHIREN 女(わたし)のからだから」「優生手術に対する謝罪を求める会」「女性と天皇制研究会」メンバー[5]。2022年5月に発足した「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」共同代表[6]。
早稲田大学ジェンダー研究所招聘研究員[7][8]。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員[9]。フェリス女学院大学等非常勤講師[9]。
企画、編集した本に『女性が働きやすい会社案内』(晶文社出版、発売:晶文社、1993年)、こぶた倶楽部編著『コドモを楽しもう!――育児なんでもQ&A』(双葉社、1998年)などがある[1]。『千代田区女性史(1996~2020)』(千代田区、制作・発売:ぎょうせい、2022年)の企画委員・編集委員[10]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『ニンプ→サンプ→ハハハの日々』(社会評論社、1995年)
- 『からだの気持ちをきいてみよう――女子高生のための性とからだの本』(ユック舎、2001年)
- 『同時通訳者 鳥飼玖美子』(理論社[こんな生き方がしたい]、2002年)
- 『生命科学者 中村桂子』(理論社[こんな生き方がしたい]、2004年)
- 『満心愛の人 益富鶯子と古謝トヨ子――フィリピン引き揚げ孤児と育ての親』(インパクト出版会、2013年)
- 『翻訳する女たち――中村妙子・深町眞理子・小尾芙佐・松岡享子』(エトセトラブックス、2024年)
共著[編集]
- 『赤ちゃんにご用心!?――子育てサバイバルまんが+あんしん育児講座』(なかじまこももマンガ、おおはしゆかこ文、双葉社、1995年)
- 『キャリア出産という選択――35歳からの妊娠・出産を応援する』(プロジェクトY共著、双葉社、2002年)
- 『記憶のキャッチボール――子育て・介助・仕事をめぐって』(青海恵子共著、インパクト出版会、2008年)
編著[編集]
- 『働く/働かない/フェミニズム――家事労働と賃労働の呪縛?!』(小倉利丸共編著、青弓社[クリティーク叢書]、1991年)
- 『福島原発事故と女たち――出会いをつなぐ』(近藤和子共編、大越京子イラスト、梨の木舎、2012年)
- 『異文化から学ぶ文章表現塾』(浅野洋共編著、新水社、2016年)
- 『わたしたちの中絶――38の異なる経験』(石原燃共編著、明石書店、2024年)
主な論考[編集]
- 「産む産まないは女がきめる」、女性学研究会編『講座女性学3 女は世界をかえる』(勁草書房、1986年)[1]
- 「女のからだへの国家管理と優生思想」、近藤和子編『性幻想を語る』(三一書房、1998年)[1]
- 「越境する」、伊藤公雄、牟田和恵編『ジェンダーで学ぶ社会学』(世界思想社、1998年)[1]
- 「産む産まないは女(わたし)がきめる――優生保護法改悪阻止運動から見えてきたもの」、天野正子、伊藤公雄、伊藤るり、井上輝子、上野千鶴子、江原由美子、大沢真理、加納実紀代編『新編 日本のフェミニズム5 母性』(岩波書店、2009年)
- 「産むか・産まないか――からだと健康をめぐる女性の運動」、堀芳枝編著『学生のためのピース・ノート2』(コモンズ、2015年)[11]
- 「避妊や中絶をめぐるタイムトンネル」、北原みのり責任編集『日本のフェミニズム』(河出書房新社、2017年)[11]
- 「人口政策の連続と非連続――リプロダクティブ・ヘルス/ライツの不在」、西山千恵子、柘植あづみ編著『文科省/高校「妊活」教材の嘘』(論創社、2017年)[11]
- 「優生保護法によって傷ついた女たちの経験から」『世界』2018年4月号[9]
- 「国に強制された不妊手術」『ジャーナリズム』2018年6月号[9]
- 「性暴力と人工妊娠中絶」『現代思想』2018年7月号[9]
- 「優生手術(強制不妊化)とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ――被害者の経験から」『国際交流研究』第23号、2021年[12]
- 「時の壁を破った高裁判決――優生保護法国賠訴訟」『世界』2022年6月号[13]
- 「避妊・中絶への自己決定権を求めて」『世界』2023年4月号[5]
主な連載[編集]
- 「Who is she?」(『エトセトラ』)
- 「“不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」(光文社古典新訳文庫ウェブサイト)
- 「字幕マジックの女たち 映像×多言語×翻訳」(光文社古典新訳文庫ウェブサイト)
- 「あの本がつなぐフェミニズム」(エトセトラウェブマガジン)
出典[編集]
- ↑ a b c d e f 記憶のキャッチボール―子育て・介助・仕事をめぐって 紀伊國屋書店
- ↑ からだの気持ちをきいてみよう―女子高生のための性とからだの本 紀伊國屋書店
- ↑ 「字幕マジックの女たち 映像×多言語×翻訳」 Vol.1 吉川美奈子さん〈ドイツ語〉Episode1 光文社古典新訳文庫、2018年7月25日
- ↑ パネラープロフィール SOSHIREN 女(わたし)のからだから ホームページ
- ↑ a b 【4.29】wamセミナー 天皇制を考える(14) アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(wam)
- ↑ 「生きる価値がないと決めつけ、排除する」ではない社会を――優生保護法問題とは何か(大橋由香子さんインタビュー) Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)
- ↑ 「旧優生保護法問題検証会議」委員名簿 公益財団法人日弁連法務研究財団
- ↑ メンバー / Members 早稲田大学ジェンダー研究所
- ↑ a b c d e 市民アカデミア2018 連続講座4「強制不妊手術――優生保護法の実態と課題を探る」 arsvi.com
- ↑ 大橋 由香子 明石書店
- ↑ a b c 公開講演会 第47回社会福祉のフロンティア「旧優生保護法と強制不妊手術:国家責任を問う」 立教大学
- ↑ 優生保護法についての画期的な大阪高裁・東京高裁判決 ―どんな社会をつくっていくかが問われている 法学館憲法研究所
- ↑ 1/25(学内限定) 「リプロダクティブ ・ジャスティス ( 性・生殖・再生産を…」 お茶の水女子大学 ジェンダー研究所
関連文献[編集]
- 金井淑子、加納実紀代編『女たちの視線――生きる場のフェミニズム』(社会評論社、1990年)
- 優生手術に対する謝罪を求める会編『優生保護法が犯した罪――子どもをもつことを奪われた人々の証言』(現代書館、2003年)