国務省 (ローマ教皇庁)

本ページではローマ教皇庁の組織である国務省（こくむしょう）について説明する。

概要

ローマ教皇庁の最重要部署であり、全ローマ教会の長としての教皇の職務を補佐し、その責任者は国務長官枢機卿が負う。

組織

2つの主要部門に分かれている。

• 総務局 - 聖座の日常的職務全般に対して責任を負う。
• 外務局 - 聖座の外交関係を統括し、司教・枢機卿会が付属する。

その他

当省は、日本の内閣府と外務省、イタリアやフランスの内務省と外務省に相当する。

参考文献

• マシュー・バンソン著、長崎恵子・長崎麻子訳『ローマ教皇事典』三交社、2000年。