教皇(ローマ教皇、きょうこう、Papa)とは、キリスト教のカトリック教会における最高聖職者のこと。
ローマ司教であり、バチカン市国の元首を兼任する。カトリック教会の統治機関である「ローマ教皇庁」をも治める。
教皇は、先代教皇の逝去後もしくは退位後に、資格者の投票(コンクラーベ)によって選出される。
教皇名は諡号とは違い、就任時に決める。
名称にゆらぎがあり、かつて日本では主だって「法王」「ローマ法王」という呼称が用いられていたが、現在では世俗的な国王と差別化したり、同音の出家した上皇を指す法皇と区別するため、教皇と呼ばれることが多い。