名鉄空港線パンタグラフ破損事故
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名鉄空港線パンタグラフ破損事故(めいてつくうこうせんぱんたぐらふはそんじこ)とは、名鉄空港線りんくう常滑駅付近で発生したパンタグラフ破損事故。
概要[編集]
中部国際空港発名鉄岐阜行き上り特急(2200系6両編成)が、りんくう常滑駅手前の橋の上で走行不能となり立往生。乗客約400人については、徒歩でりんくう常滑駅へ誘導する措置をとった。
調べたところ、車両のパンタグラフが折からの強風ですべて破損し、送電設備も故障し停電が発生していた。あわせて窓ガラスにヒビが入った。
事故当時、現場付近では強風が吹いており、トラブル発生と同時刻に、中部国際空港では最大瞬間風速25.7mを観測していた。また、名古屋鉄道のその後の調査で、事故車両の先頭車両・3両目・6両目の計3ヵ所の全てのパンタグラフが損傷しており、うち2ヵ所は完全に外れて付近に落下していた。
同線の上り線では、架線を固定するビームが6ヵ所に亘り損傷し、310mの範囲に亘って架線が垂れ下がっていた。列車の運転士は、大きな音や火花を確認していたと証言しており、名古屋鉄道は強風と事故との関連や、事故原因の調査を行っている[1][2]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ 愛知 強風でパンタグラフ故障 乗客約400人 線路歩き駅まで移動 NHKニュース 2024年3月20日
- ↑ 愛知 名鉄空港線の特急電車立往生 電車の全パンタグラフに損傷 NHKニュース 2024年3月21日
外部リンク[編集]
鉄道での事件・事故 |